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そんなに傷つかなくてもいいんだよ。

誰かにではなく自分に言ってあげたい。そして私と同じような不器用な人に。

昔、仲の良かった先生が、私が人の言動や行動で度々傷ついているのを見兼ねて言ってくれたことを思い出す。

あなたは殻をかぶりなさい。卵みたいに、薄ーい殻をそっと、自分自身を守るためにかぶりなさい。このままでは傷だらけになってしまうよ。

当時はよくわからなかった。薄い殻なんてつくれないし、真正面から戦ってしまうし、それしか戦い方を知らない。私はそういう人間だもの、と。

でもね、傷つかなくてもいいことで傷つく必要はないんだ。(こんな単純なことが最近になってやっとわかった。)傷つかないためのポイントは3つ(ワタシ調べ)

1.人は分かり合えない。
相手に分かってもらえると期待しない。最初から諦める必要はないけれど、3回チャレンジしてだめなら見切ろう(3回も話し合うのは得策ではないけれど)。チャンスリミットを知ろう。
▶︎分かり合えない人の言葉に傷つく必要はない。彼らの言葉は自分にとって価値はない。

2.優しくしたからといって優しくされるわけではない。人には人のキャパがある。優先度がある。優しくない人は、自分に対する優先度が低いか、器が小さいか、あるいは残念ながらクズなだけだ。
▶︎見返りを求めるから傷つく。自分に優しくない人は早く切ってしまおう。決断がんばれ!切るのが難しいならば、連絡先を全て消してしまおう。環境をつくる。話しかけない勇気!

3.みんながクズなわけではない。
なんというか、その人まるごとクズである、という人は少ないのではないだろうか。たとえば、”昼から酒を飲み続け、暴力をふるい、仕事もせず、借金まみれのギャンブル好き、性格も悪く、人望もない。”ーこんな人、世の中にいなくはないと思うけれど、あまりいない。お金はないけど優しいとか、仕事はできないけど家族を大事にしてるとか。見つけようと思えば人のいいところは必ず見つけられる。
だから、自分が愛すべき人は誰なのかを考えることだ。それはほんの数人なはず。その人たちは自分のことを愛してくれているし、大切にしてくれている。自分を大切にしてくれている人をまずは大切にしよう。
▶︎ダメな人のいいとこ探しができるのは長所ではあるけれど、手放しに尊敬し合える人がちゃんといるはず。冷静に周りを見よう。変な人に変な時間を使わずに、大切な人との時間を大事にしよう。

私は気づいた。
正面でぶつかるのは分かり合えると思い込んでるからだ。それは健全なようでとてもエゴなことだ。分かり合える、と言うと響きはいいけれど、つまるところ、自分のことをわかってくれと強要することにもなる。

誰かと疎遠になるのは嫌だったけれど、みんな、人に対して優先順位をつけて、そっと離れていっている(切っている)のだと。それは生きていくための、傷つかないための処世術みたいなもので、みんな自然とやっているんだ。

相変わらずカラをつくれないけれど、こうやって少しずつ人と健全な距離を保つことからはじめようと思う。

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先日すごいダメな人に思いっきり傷つけられた。瞬間風速はひどかったが、すごいダメな人と分かっていたので3時間後には全然傷ついてないことに気づいた。もう同じ過ちを犯さないための備忘録。

ヘタレな自分や自分みたいな誰かをそっと応援する日記みたいなものです。