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PEベイトフィネスについて

あけましておめでとうございます。拶双魚です。

前回、ベイトフィネスの利点を活かすためにPEで使うということを最後にお話しましたが…

ベイトをPEで使う時、特にネックになるのが糸噛みです。
かく言う僕も、ベイトとの相性が良いPEを模索していろいろ試してきました。
試してみた結果どんなタックルに落ち着いたのかと、使ってみての所感について書いてみようと思います。


現在、僕の使用しているタックル

ロッド:ZoomSafari 765Lあるいは464L(アブガルシア)
リール:アルファスSVTW800S (ダイワ)+マイクロキャストスプール(レイズスタジオ)
ライン:PITBULL G5 0.6号
リーダー:2号ナイロンまたはフロロを2ヒロ前後
ルアー:1.5g~7g前後(3g~10gは純正の浅溝スプール、7g以上が中心になる時はファイヤーラインの2.5号を巻いた17タトゥーラSVTWで扱っています)

ナイロンのロングリーダー

ベイトフィネスのダイレクト感とPITBULLG5の沈む特性(後述)によりあまり遊びがない(バイトを弾きやすい、乗せにくい)のもあってナイロンを使っていることが多いです。フロロも使います。
竿にセットした状態でスプールを最低でも2,3周するぐらい長いリーダーを取っています。
ズームサファリは少々マイクロガイド気味なので、キャストする時に竿の収束が終わってから結束部が通るようにするとスムーズに通過してくれます。

PE本線:PITBULL G5

細糸に限らず2号クラスでも扱いやすかったです。
内側に一本のフッ素繊維が通してあり、沈むタイプの高比重PEになります。
ラインが沈んでくれるので、PEベイトフィネスのダイレクト感との相性が良いです。
フッ素繊維が通っているからか、少しコシが強めで糸噛みしにくいです。
切りたい時に楽に切れるのも地味に助かります。

その他のPE

アーマードF⁺

細いPEとベイトタックルの使用が主流になっているチニングでよく用いられている、コーティングされたPEラインです。
バス用として売られている0.8号を購入して試しました。素人目にはどの魚用でも変わらなさそうに見えますが違いがあるのでしょうか…?

コーティングされているだけあって、とても糸噛みがしにくいように感じました。
糸グセが付きやすいことと、号数が同じ他のPEと比べると引張強度で劣っているようなのがデメリットに感じたので使わなくなりました。

PITBULL 8⁺

2号、0.8号を使いました。
少し糸噛みします。G5と比べると吸水しにくいことによってか飛距離が出やすいのが強みかなと思います。
多めに巻くと使っているうちに下の方の糸はヨレヨレになります。

Seaguar PEX8

0.8号を使用しました。
糸噛みしやすいです。スピニングでよく使っていましたが、ベイトには向いて無さそうに感じました。
使っているうちに下の方の糸はヨレヨレになります。

SIGLON PE×4

少し糸噛みしにくいです。
下の方の糸はヨレヨレになりやすいですが使用感は悪くありません。

番外:スーパーファイヤーライン

ベイトPE勢おすすめのラインだそうです。近所では手に入らないので使ったことはありません。
コシが強いこと、糸グセは付きにくいこと、糸噛みしにくいことが強みです。
ベイトフィネスで使うなら0.5号か0.8号あたりでしょうか。
手に入ったら試してみたいものです。
2023年の11月に1200mのボビン巻きがラインナップに追加されたそうで、いちいち買いに行かなくてもいいのも魅力的ですね…

おすすめのPE等や上記のPEについて他の質問等あれば気軽にコメントしていただければと思います。

ではでは。



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