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治療と仕事の両立

こんにちは。香芝市の社労士、宮永です。
これまでの投稿で、両立支援関係…
・「育児」との両立
・「介護」との両立
については数回綴ってきました。
今回の投稿では、初めて「治療」との両立について、綴っていきたいと思います。


両立支援コーディネーターとは

厚生労働省が掲げる働き方改革の項目のひとつに
「病気の治療」
「子育て・介護等と仕事の両立」
「障害者就労の推進」があります。
そのうち、「治療」に関して、
「患者・労働者」と、「医療」「職場」「家庭」の橋渡しの役割を担います。
両立支援コーディネーターとなるために、
独立行政法人 労働者健康安全機構が実施する基礎研修の受講が必要です。

基礎研修受講のきっかけ

昨年の社労士会の研修がきっかけです。
両立支援コーディネーターとして、活躍されている先輩社労士の講話でした。
両立支援コーディネーターを取得されている方の職業は、社労士のみならず、医療従事者・キャリアコンサルタント・産業カウンセラー等、様々です。
その中で、両立支援コーディネーター + 社労士 としての関わり方を知り、考えることとなりました。
そして、今月(令和6年11月分)の基礎研修に当選し、受講することになりました。

基礎研修について

大半はEラーニングですが、今月末にライブ受講があります。この受講をもって、修了となります。
現在、Eラーニングの課題を受講しています。
各疾患の特性や、配慮の方法等、かなり知らなかったことが多いです。
だからこそ、受講して良かった、と感じています。

今後の生かし方

「育児」「介護」とならび、「治療」と仕事の両立問題は、労使共に重要です。
また、病気に関して、どこまでオープンにしたい、また、どこまで配慮が必要かは、個々人によっても異なります。
これまで以上に治療中の労働者の「個」に向き合い、また、労使間の「組織」の最適解へ導いていこうと思います。

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