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EinkのAndroid電子ペーパー端末が気になるというお話

先日Kindleで初めて文庫本を買ってみました。
これまで雑誌を購読したことはありましたが、字だけの文庫本は初めてです。
閲覧に使ったのはiPad mini 5

結果、全く読み進みません。

バックライトのせいか、目がメチャメチャ疲れるんですよね。
文語体で書かれた本を買ってしまったというのもありますが、紙の媒体と比べるとなんとなく読み難いです。

書物を読むなら「電子ペーパー」がいいと聞きますが、未体験なので本当かどうか分かりません。

AmazonのKindle Paper Whiteという6.8インチで14,980円というのが機能と価格のバランスがいいらしいです。
これが7月、12月のセール時期になると9,980円以下になることがあるということなので、一つ持って置いてもいいかも知れません。

でも、これってKindleで発売されている電子書籍の専用表示端末で、良くも悪くもこれ以外のことは全くできません。

よくよく考えてみたら電子書籍ってほとんど読まないので、買ってもめったに使わないと思いますし、何と言ってもガジェットとして全く興味が湧いてきません

しかし!世の中にはAndroid搭載の電子ペーパー端末があるらしいではありませんかっ!
Kindle以外の書籍や、全部じゃないけどGoogle Playからアプリをダウンロードして通常のAndroidタブレットのような使い方ができるようです。

もっともE-inkは反応速度が遅いため、動画視聴やゲームはできないことは当然ですが、私がやりたいと思っていることは、
・電子新聞閲覧(日経アプリ)
・Google Calendar表示
・Google Todo表示
・Google Keep利用(メモ書き)
・電子マンガ閲覧
・Kindle閲覧

です。
いやこれ全部iPadでできるやん、と言われそうですが、確かに今はiPad miniでやっています。

しかし、「目が疲れる」「常時表示できない」という重大な欠点がiPadにはあります。
私はiPad miniのロックまでの時間を最大の15分にしていますが、それでも見たい時に画面が消えていてイラッとすることがあります。
時計と同じで「常時表示」であることが重要なことがあります。
その点、電子ペーパーは常時表示しても電池を消耗しないので、用途によってはiPadを超える存在になるのではとつい最近考えるようになりました。

Onyx「BOOX」

意外とAndroidが使える電子ペーパー端末はあまり無くて、Onyx社のBOOXシリーズが一般に販売されており、7インチ、7.8インチ、10.3インチ、13.3インチがラインナップされています。

想像していたより高かった
Kindle Paper Whiteが6.8インチで定価14,980円であることや、8インチ位の液晶Androidタブレットが2~3万円で買えることから、この価格は結構痺れます。
もっともKindleは書籍の販売で稼ぐ、プリンターのようなビジネスモデルだから端末価格を抑えられるのでしょうけど。

これ台数が爆発的に売れれば量産効果でもう少し値段がこなれてくると思いますが、需要がないんですかね?

また、7.8インチだけカラー版があります。

このモデル白黒表示だと1404 ×1872 (300dpi)ですが、カラー表示にすると解像度が468×624 (100dpi)と1/3に落ちます
電子ペーパーのカラー化はこの先も技術革新によりどんどん良くなってくると思いますので、もうちょっと待った方がいいかな?という気がします。

モノクロだけで使うならカラーで無いモデルの方が文字が綺麗とのことですが、PDF資料へのマーキングなど、カラーの方が見やすくなる資料もあるので、カラーモデルを選択するのもアリか。

しかし、6万円近い価格というのはかなりの決心が必要です。
iPad mini 6の64GBモデルと同じ価格というのも衝撃的です。
iPad mini 5を使っている身としてはこっちの買い替えが先じゃないか、という気もします。

でも仮に7.8インチのNova Air Colorを手に入れたら、iPad mini要らなくね?
その代わりM1 iPad Pro 11インチが必要じゃね?
いやもう無印iPadでも良くね?
カラーじゃ無くてもモノクロのNova Airでも十分じゃね?
と、気持ちがグラグラしているので、最近はこのNova Air Colorのレビューサイトを読み漁っている日々です(笑)



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