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Apple WatchじゃなくてSonyのwenaが気になる、というお話

9月7日のAppleイベントで新しいApple Watchが発表されました。
Ultraという着ければ目立つこと間違いなしのApple Watchが出ましたが、かなり使う人を選びそうで、私には着ける勇気は有りません。

Youtubeで「チョモランマでApple Watch Ultraを使ってみた!」というレビューがあれば見てみたいですが。

私はいまだにApple Watchシリーズ3を使っているのですが、主に「iPhoneの着信通知」と「Suica利用」でしか使っていないので、SEですらオーバースペックです。

本当は四角い腕時計ってあまり好きじゃ無いのですが、未だに「Suica定期券が使えるのはApple Watchだけ」なので仕方がありません。

でも関西に引っ越したらSuica定期って意味がなくなったので、スマートウォッチなら何でも良かったりします。

しかし、スマートウォッチってスポーツ系により過ぎていて、スーツにはあまり似合わない感じです。
まあ世間の目もだいぶApple Watchに慣れてきてるとは思いますが。

またコネクテッドウォッチという高級ブランドが出しているスマートウォッチのジャンルもありますが、すぐに陳腐化してしまう電子デバイスにそれほどのお金を払う気にもなりませんので購入対象外です。

そこで知る人ぞ知るSonyのスマートウォッチwenaシリーズはどうか、ということです。
現在3世代目が売られています。

このWenaシリーズは他のスマートウォッチと違って、バンド部にスマート機能が付いており、ヘッド部分(時計部分)は好きなものを付けていいという画期的な商品です。
不思議なことに2016年から発売しているけど、どのメーカーも追従してきません。
Wenaも2020年11月発売を最後に新製品が出ていないので、それほど売れていないのでしょう。

でもwenaは、ヘッドは普通の時計にして、ベルト部でさりげなくスマートウォッチになる、私のニーズにピッタリの商品で初代から注目していました。

しかし欲しい欲しいとは思いつつ、残念ながら未だ購入に踏み切れていません。
その理由は、
Suica定期に対応していない
バントが付け替えられない
・ちょっと高い

です。

Suica定期に対応していない

プリペイドの電子マネーとしてのSuica自体はwenaも他のスマートウォッチでも対応しているものがありますが、Suica定期券は今のところApple Watchしか対応していません
以前は東京に住んでおり、定期券対応は必須だったのですが、最近は必須機能で無くなりつつあります。

バントが付け替えられない

Apple Watchはデザイン的に優れているとは思わないけど、バンドを気分によってワンタッチで付け替えられるのが良いところです。
交換が面倒だったらここまで売れていなかったとさえ思ってしまうほど。

wenaの場合、バンドに本体が付いているので、バンド交換式にするのは難しいかも知れませんが、wenaがあまり売れていない原因のひとつはここにあると個人的に思っています。

私の場合、平日仕事に行く時はメタルバンド、休日には革バンド、スポーツ時にはナイロンバンドやシリコンバンドと使い分けていますので、ワンタッチでこれらに交換できるような仕組みがあれば良いと思います。
また、睡眠時にはヘッド部も外して肌触りのいい素材のスマートバンドになれば睡眠トラッキング用にも使いたいです。

ちょっと高い

Sonyストアではメタルバンドで36,300円です。
新しいApple Watch SE 2は37,800円からです。
機能としては圧倒的にApple Watchの方が多機能なので同価格帯だと悩ましい。
もっとも以前はwenaはコストパフォーマンスがもの凄く悪いと思っていましたが、最近のApple製品の値上がりにより、相対的にそれ程でも無いかもと感じてきたから不思議です。
ちなみにApple Watch 8は59,800円からです。

どうせなら追加した方がいいと思われる機能

機能だけを言ってしまうと他のスマートウォッチと比べてコストパフォーマンスが悪と言わざるを得ません。
Apple Watch以外で同程度の機能なら2万円以下で買えてしまいます。
したがってwenaの価値はデザインにつきます。
ただ、もう少しだけ機能を追加されるともっと買いやすくなりそうです。

ワークアウトの充実

スマートウォッチを購入する人で、ワークアウトが何種類あるかを気にしている人が多いようです。
私は全く関心がないので、何種類あっても購入動機とはリンクしませんが、欲しくなる人はいると思います。

体温測定

血中酸素濃度測定は数字の変化があまりないのでスグに飽きて使わなくなりましたが、体温測定はどういう変化をしているのか、ちょっと知りたいです。
wenaは手首の内側に本体があるので、他社製のスマートウォッチよりも体温が測りやすいのではないかと推察します。
実際に手首の内側で測る体温計ありますし。

常時点灯表示

時間はヘッド部のアナログ時計を見ればいいとして、通知とか次のスケジュールとか常時表示されていると便利なものがあります。

ただ常時表示すると電池の持ちが悪くなってしまうので、Einkなどの電子ペーパーを採用して消費電力を抑えながら常時表示を可能にするというのはどうでしょう。

というわけで、今回発表された新しいApple Watchには全く興味がありませんが、私のApple Watchシリーズ3もだいぶ古くなってきたので、バッテリーが死ぬ前にWenaの新型が出てくれることを期待しています。
さすがに今更2020年モデルを買うのは嫌なので。

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