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良いモデル

僕の考えとして、
良いモデル=撮りやすいモデルになる。

この良いモデルというのはどーゆう人なのか?

僕も多くのモデルさんを撮ってきたので、
撮りやすい人と撮りにくい人というのはあった。

何がどう違うのかを考えてみる。

<基本部分>
①コミュニケーション不足
これはね、僕も悪い時もあるんだけども、
撮影までにコミュニケーションがあまり取れていない場合。

つまりね、僕は撮る方だからイメージとか作りたいんだけども、
モデルさん側がコミュニケーションが取れないと作れないんだ。
僕は本当ならば、撮影の前に1度打ち合わせをしたいタイプ。

どんな人なのかも分からないと厳しいんだよね。

②事前に僕の作品を見たりしない
やっぱり、僕が仮にモデルをしようとしたらさ、
その人の作品が素敵だからモデルしようと思うんだ。

でもね、お金稼ぎだけの人もいるし、
作品がどーのこーのよりも、綺麗に撮ってくれればいいって人もいる。

こーゆうタイプの人達は撮りにくいです。
何もないからね。中身が。

結構、①と②は共通しているので、①の人は②の人でもある。

<実撮影の時>
③グラビアアイドル風にされる
とりあえず、常にカメラ目線で笑顔みたいな感じね。
これはね、逆に撮られ慣れている人が多い。
撮影会とか行ったことないから分からないけど、
そこで撮られてそうな感じ。

正直に言うと撮りにくいし、作品にしにくい。
僕の作品としては。

だからね、逆に僕が依頼されて撮る分には問題ない感じ。

④表情が変わらない
これはね、③とは別で緊張とか、不慣れな人のパターン。
どーゆう表情にしていいか分からなくて、
無表情が多くなってしまう感じ。

まぁ、これはね、何回か一緒に作っていれば、
段々と良くなるんだけども、ならない人も居る。

例えば、構図は同じままでも、色々な表情だったり、
顔の角度の変化とか、自分でどんどんと表現する人は撮りやすいし、
撮った写真を作品にする時も楽。

<まとめ>
まぁ、ある程度は慣れという部分があるけども、
見る人に向けて撮られるというよりは、
自分の内面を出すみたいな方が良い作品になる。

僕は単純に撮ってくれる人の作品が好きかどうか。
そこだと思うんだよね。

それが好きだったら、作風やテーマが分かるわけで、
まずはモデルを依頼されたら、作品を見た方が良いよ。
そこがカメラマンは全てだからね。

自分の価値観や世界観と合わない作風だったら、
断ればいいと思う。

僕も基本は誰でもではなく、
ちゃんと下調べはするので、一枚も顔写真だったり、
過去の作品がない人がモデルします!って言っても、
さすがに依頼はしないので。

お互いがお互いの供給するものを理解することが重要だね。




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