見出し画像

【モンスター爆誕】ドラマ『リカ~リバース~』を見たのでちょっと語ってみる

※ドラマ『リカ~リバース~』のみを見てこれを書いております。過去のドラマ『リカ』や原作本は見ていないレベルでの語りとなっております。ご承知おきくださいませ。

-----------------------

テレビドラマ、録画して満足して熟成させがちの件。シナリオ書こうとしてるやつがそれじゃだめだ!とまた怒られそうですが、正直に言うと1年とか2年とか熟成させることすらあるのです。我ながらひどい笑。

で、最近、こちらの映画の予告を見かけまして。

映画『リカ~自称28歳の純愛モンスター~』の予告です。以前に放送されていたドラマ『リカ』も見ていないし、原作本も読んでいないので、リカがどういう人なのかわからなかったのですが…

いや、リカ、リアルモンスターすぎん?笑。

そして、ふと思ったわけです。「あれ? これ、この前ドラマでやってなかった?」と。たまりにたまった録画リストを見てみますと、ありました。ドラマ『リカ~リバース~』。というわけで、数か月遅れで見てみたのです。

◆ドラマ『リカ~リバース~』とは?

2019年放送のドラマ『リカ』、そして今年公開の映画『リカ~自称28歳の純愛モンスター~』の30年くらい前のお話。

一言で言うなら、純愛モンスターリカ爆誕の物語。さらに言うなら、3話しかないのにめっちゃ人死ぬドラマ笑。そして誰もいなくなった状態。

主人公は、高岡早紀さん演じる雨宮麗美です。医者の夫と聡明な双子の娘、梨花と結花とともに暮らしている麗美。家政婦の幸子には、裕福でとても幸せそうな家族に見えます。そんな雨宮家の周囲で不可解な事件が起こり始めます。徐々に壊れていく麗美。それは娘の梨花と結花にも影響を及ぼしていき…。

まぁだいたいこんな感じだったと思う…けど、詳細はオフィシャルサイトをご覧いただければと。

高岡早紀さん、以前に劇団☆新感線の舞台で観てすごいかわいかったんだけど、ここでは目はキレてるのに顔が笑ってるという狂気っぷり。

死んだ目の笑顔が美人すぎる系女優、高岡早紀(敬称略)。

◆ここがすごいよ、雨宮家

雨宮家、もちろん全然普通の幸せ家族じゃないわけです。

母は愛求めすぎてぶっとんでるし、父はゲスすぎてぶっとんでるし、梨花はどんどん麗美化してぶっとんでくし、結花はぶっとんだ梨花を謎にめっちゃ推してるし。まぁ、そうなってしまった理由がそれぞれにあるので、安易に何が悪い誰が悪いと言えないのですが、それにしてもぶっとんだ一家なわけです。

それに加えて、雨宮家に関わる人たちの詰めの甘さよ笑。家庭教師の宗像先生と千尋先生、家政婦の幸子さん。もう見てるこちらとしましては「はい、アウトー」という場面が多々あるのです。宗像先生にいたっては、わざわざ麗美に誤解されにいってるとしか思えない笑。

そして、おそらくこのドラマで一番の迷シーンは、こちらのシーンではないでしょうか。そうです。母と娘の大爆走です。

おい、タクシー、お前もっとやれるだろ笑。

私は戸惑いました。いったいどんな気持ちで見ればいいんだろうと。これはネタなのか、ガチなのか。その答えはオフィシャルサイトにありました。

狂気に満ちた、でもなぜか笑える、そして泣ける、濃密な物語世界を、全3話でお送りします。
引用元:『リカ~リバース~』オフィシャルサイト

笑っていいらしい。よかった、許可されてた笑。

◆純愛モンスターリカ爆誕。そして30年後…

色々と悲しいことが重なりまして、最終的にリカが爆誕して、ドラマ『リカ~リバース〜』は終わります。ラストは切ねぇですな。麗美はぶっとんでるけど母なんよ。で、ここから『リカ』へと続くわけです。

原作は、五十嵐貴久さんの『リカ』と『リバース』(幻冬舎文庫)。私はまだ読んでいないのですが、さらっとドラマを見ただけではわからない雨宮家のさらなる闇がこちらを読めばわかるかもしれないですね。

というわけで『リカ~リバース~』をちょっと語ってみました。映画は今週公開ということで、やっと出せた、多少タイムリーな記事を笑。

最後に、この記事を書くにあたって色々調べていて、一番驚いたのは、雨宮梨花=大垣千明@ゆるキャン△ということでした笑。「千明なにしてんねん」by.いぬこ。田辺桃子ちゃん、すご!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?