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自分のリベンジで子を大学に行かせない

子育てのメルマガで「あなたはお子様を大学に行かせますか」というアンケートを取りました。結果や考察は以下のマガジンにまとめてあります。

このアンケートでの質問に答えたいと思います。200通くらいあったので、ピックアップして、少しずつ連載します。

(1) 子供はまだ小学生なので具体的なビジョンはありません。ただ、私も旦那も高卒なので子供には大学に行って欲しいと思っています。

有名大学に入れたい理由ですが、以前は子供の意思に任せると思っていました。毎日のようにこの配信を見ていて考え方が変わってきました。

尊敬する教授のいる大学へ進み自ら学びたいと思ってくれたら本当に嬉しいですね。尊敬する教授…高卒の私にはどうやって出会うの?行きたい高校、行きたい大学…。自分の時は高校は近いからとか大学は特にやりたい事がないからという理由で決めています。子供にはもっと真剣に自分の人生を考えて夢に向かって努力する子になって欲しいと願っています。

(2) 今考えてるのは下の子の事ですが、夢がまだ決まらないまま、高校に行けたら行き、そこでも見つからなかったら大学に進学して夢をみつけてほしいなと思ってます。
大学は専門分野とイメージがあるので、高校で夢を決めてから先の大学へと進むのがベストコースなのかなぁと思ったりしてます。が、大学も莫大なお金がかかるので、はいどーぞと簡単に送り出せれるものなのか…
でも何故、子供を大学へ行かせたいのか…大学のキャンパスライフに憧れている私の欲望なのかも知れません(笑)

親には、常に2種類の想いがあるように思います。ひとつは、「自分の人生のリベンジ」。もうひとつは「子ども自身の幸せ」。

気をつけないと、・・・というか、もう、ほとんどの場合、この2つの想いを同等に願ってしまっています。

特に「自分は親の願いを無意識に叶えて生きてきたから、特に不満はないのにモヤモヤを抱えている」と自覚している方は、注意しないと、ダブルバインド(二極の価値観で縛ること)で子どもを板挟みしてしまうことがあります。

しかも無意識なので、とても厄介です。

今回は、この2種類の願いを分けること、また、子どもが自らの道を見つけて自分の足で歩くためにどうしたらいいか、上記ふたつのご意見を元に考えてみます。

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息子2人の進学、音楽教室で長く子どもたちを見て来た経験から、もし「大学進学」が子どもの選択肢としてあるならば、子どもがのびのびと自由に選択…

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