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子どもを18才で家から出した方がいい理由

わたしは、多くの子どもたちを見てきた結果、「子どもは18才で家から出した方がいい」と強く思っています。

自分自身は出たくてたまらなかったことと、家から通える距離に大学がひとつもなかったので、自然に「高校を卒業したら一人暮らしをするのが当然」と思っていました。

自分の子どもには小さな頃から「18才になったら家を出る」ということを自然に教えて育てました。そして、そのつもりではいました。

たまたま、二人とも家から通えない大学へ進学したので、それは現実になりましたが、自分の中で「出た方がいいだろう」「出るのが当然」と思っていただけで、「なぜか」というところまで深く考えていなかったので、危ないところでした。

コロナ禍で次男が半年間、一緒に暮らしていました。その間・・・、本当に楽しく、「出ていくことが決定していなかったら、家から出ないように言ったかもしれない」と思いました。幼い頃から決めていて、本人にもそう思わせておいて良かったと思いました。

同じ大学の同じ学生でしたが、家にいた半年間と、家から出た半年間で、次男の成長具合が全く違ったからです。

それは、「家事を自分でやる」という具体的なことだけではなく、「自分の価値観で生きる」という自立の本質に深く関わるからだと思いました。ですから、「18才で子どもを家から出した方がいい理由」のひとつめは、「子どもに自分の価値観で生活させるため=自活・自立させるため」です。

最近、もうひとつ、実感することがあったのでご紹介します。

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