見出し画像

経口ブドウ糖負荷試験 その2

クリニック到着

検査を受けるクリニックは自宅から歩いて3分くらいのところにあります。普段は内科として診療されていますが、毎週1日だけ糖尿病外来の日があります。専門医が診てくれるのです。前回は午後に受診したのですが、今回は検査のため朝一に来ました。受け付け開始の9時前に到着しましたが、すでに5人くらい並んでいます。みなさん常連の雰囲気ありありです。時間になりカーテンと扉が開き、順に受付していきます。受け付け時の会話に聞き耳を立ててみます。5人中ふたりは、「薬だけ・・・」と言っていました。薬の処方箋を貰いに来たという意味合いでしょう。明日は我が身かもしれないと思うと、何とも表現できない気持ちです。私は診察券を出して、検査に来た旨を告げます。座って待つように言われ、おとなしく座って待つこと3分くらいでしょうか、名前が呼ばれました。

サイダーを飲む

前回の診察室とは別の場所にある処置室というところに連れていかれました。ここで看護師さんから今日一日の流れを改めて説明してもらいます。75gのブドウ糖が入った飲み物を飲んで、30分ごとに採血する。最後は180分後。つまり計7回の採血です。通常は120分後で終わることが多いだろうと思います。私が持参したリブレの計測結果を見た先生が、インスリン分泌遅延を疑い、念のため180分まで検査しましょうという指示でした。
まずは採血です。計7回行うので、交互に左右の腕で行うとのことでした。右からです。私は血管が細いので、いつも看護師さんには苦労をかけます。採血に慣れていないお医者さんには3回連続で失敗されたこともありました。
このクリニックの看護試さんはとても上手でした。驚きだったのは採血の量です。てっきり5ml程度かとおもっていたら、20-30mlくらいは抜かれていたと思います。
採血が終るとすぐにブドウ糖を飲みます。飲み物は本物のジュースのようなビンにはいっており、栓抜きで開けていました。200mlのコカ・コーラのような感じです。紙コップについで頂き、2回に分けて飲み干しました。かなり甘いですが、苦痛ではありません。
飲む直前にリブレで計測した値は107でした。いつもの食前血糖値は100くらいなので少し高いのは緊張のせいかもしれません。

30分後採血

ブドウ糖接種後はじめての採血です。リブレの値は213でしたが、リブレの値は5-10分遅れであることを考えると、血糖値はもう少し高いかも。。。ちなみに、40分後のリブレの値は263でした。

30分経過後のリブレ測定値

気のせいと言われればそれまでなのですが、ブドウ糖を摂取して10分くらいしてからは、頭および額近辺はいつもとちょっと違う感じでした。中でざわざわしてるというか、モヤモヤしてるというか。

60分後採血

採血の痛みはそんなに気にならないのですが、退屈です。運動も出来ませんので、おとなしく本を読むか、ダウンロードしてきた動画をみるか、という感じです。どんな人が来院しているの観察するのは好きですが、想像の範囲内でした。
60分経過時のリブレの値は298でした。70分の時に計測しようとセンサーにあてたら、計測できませんでしたというエラーメッセージ。これはとんでもなく上がっているのか、と不安になります。こうした不安がさらに血糖値を上げてしまうかも・・・という悪循環なので、本に集中しようと一生懸命でした。

60分経過時のリブレ測定値

血圧測定

待合室に血圧測定器がありました。何人かの患者さんが測定されていたので、私も真似して測ってみました。家では手首に巻くタイプの測定器を使用しています。上が120下が80という優良な自分と思っていましたが・・・

緊張のせいです、と自分に言い聞かせて次の採血を待ちます。


その3へ続く


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?