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経口ブドウ糖負荷試験 その1

前日まで

献血の結果でグリコアルブミンの値が高かったことを知ったのが1月19日。それを機に24時間血糖値の動きをモニターできるフリースタイルリブレを購入して測り始めたのが1月25日。その結果を持って自宅近くのクリニックの糖尿病外来に行ったのが3月3日のことだ。

対応してくれた女医先生は、持参したリブレの測定記録を眺めながら、「インスリン出てるねー。遅延型ですね。」と説明をしてくれた。血糖値関連の最低限な知識を持ちつつあった私の理解では、すでに膵臓がつかれてて、インスリンの分泌が遅れていることにより血糖値があがり、上がった高血糖を抑えるために大量のインスリンを必要としている状態、と思った。糖尿病初期の典型的な症状だろう。先生の発言の中に1点疑問があった。「発症してるかなー?」という表現だ。仮に発症していない場合、それは改善する余地があるのだろうか?発症している場合としていない場合との違いは何なのだろうか?モヤモヤしたが、その場で聞くことはできなかった。

まずは、経口ブドウ糖負荷試験を受けて、より正確な診断をうける事にしたのである。

これまでに十冊を超える程度の血糖値関連の本を読んでいた。北里大学の糖尿病センター長をされている山田先生が書いた『運動をしなくても血糖値がみるみる下がる食べ方大全』を読んでから、その本で勧められているゆるい糖質制限、いやゆるローカーボを意識していた。この本に、経口ブドウ糖負荷試験の3日前からは1食あたり50g以上の糖質をとるようにとの注意事項も書いてあったので、前々日には大戸屋で60g程度を、前日にはやよい軒で70g程度の糖質を摂取しました。

当日の朝

いつもどおり5:00に起床。起床後しばらくして計測したリブレの値はジャスト100。検査日に限っていつもより高い気もするが、ここ2,3日はいつもよりも糖質を摂取しているのでその影響かも。検査終了後から福岡へ移動するので、その準備や検査の合間にクリニックで観るかもしれないのでNetflixの気になる作品をダウンロードしたりしていたら、あっという間に9時前になった。Tシャツの上にパーカーを羽織るラクラク採血スタイルに着替えて、準備は完了。いざ出発です。


その2へ続く


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