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夜中の
2020年11月2日 01:49
ひそみからでてくるちいさなきみの両腕は汚れていて満月行 帰ってくる船の音は白く昼夜 反転してもうすぐ金星に届くまなかいからビーム魔法は無限を愛して鼻をきかせるの 夜の澱みは芳しく今日をいくつも繋げてここまで歩いてきたのだからと 話す声は途切れる聞き返す 遮断される部屋の思い出と 星買いの低い声瓶に入った音符虫 発光してきみが歌う知らない歌は歪みながら 山の向こうへ摘