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『恋とそれとあと全部』

やふぅー٩( 'ω' )و
今回は、本棚の1冊を紹介します。

住野よる著 『恋とそれとあと全部』 (文藝春秋 、2023)


表紙が美しい。
住野先生の本の表紙は、なんとなく青っぽいイメージが多い。


読破したテンションで書きます。

タイトルに”恋”って入っているけど、圧倒的に他のことが気になる!!
そして、面倒臭い2人が主人公!!

私が本を読んで恋より印象的だったのは、
「死」「自由」「不自由」「音楽」

片思いしてる子と、一緒に旅が出来るなんて高校生だったら…
って旅行の理由が本当に不謹慎だった。

色んなテーマを、1冊にぶち込んでみたって印象を受けたのですが、
住野先生の『君の膵臓をたべたい』に似た感じもありました。

主人公サブレの虹の理論いいね。
国によって虹の色の数は変わる。
グラデーションは、その境目が曖昧だから明確な色の名前がない。
曖昧という自由。
でも、同時に不自由。

バスに乗って遠くまで旅をして。
ヒマだからお互いのプレイリスト作成して、送り合おうよ。
まるでミックステープ。

本人たちが分かってれば良いんだ。
周りになんて言おう?
そんなことは良いよ。

サラッと読んでしまったけど、次に読む時に同じ感想か分からない。

良作でした。




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