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(漫画)『パリピ孔明』

やふぅー٩( 'ω' )و
今回は、漫画『パリピ孔明』について書きます。

四葉夕卜/小川亮  『パリピ孔明』 (講談社 、2023)


ざっくりあらすじ
歌手を目指す女の子のところに、時代を超えて諸葛亮が現れた。
この諸葛亮が軍師(マネージャー)となり、目指せ歌手デビュー!!
という感じの話である。

ところで。
こんなに元気のもらえる漫画が、今までにあっただろうか。
本当にこのマンガ、面白過ぎて好き過ぎる!!

最近、個人的に鬱々とした毎日を暮らしていましたが、そんなの忘れるくらいの勢いだ!!!!
スポーツ漫画も元気になれるし、ほのぼのとしたものも癒されるんですが。
この漫画は、両方持ってくる!!
マジで最高。

まず、私が三國志を好きだという大前提がある。
漫画内に度々引用される、『孫子の兵法』。
『孫子の兵法』は6年ほど前に本が出された時、結構読み込みました。
アドバイスを求められる時に、たまに引用させていただいている。

さて。
時代を超えて、現代の渋谷に現れる諸葛孔明。
三國志の中でも、蜀が最も好きだった私は万歳!!
デビューのキッカケがある度に、三國志ネタや『孫子の兵法』が用いられる。
戦略が面白過ぎるし、やっぱり今も読み継がれている策の深さがある。
これが本当に面白い!!

それぞれの策略が大体1シーンで簡潔に解説されていますが、「赤壁の戦い」が出てきた時は胸熱過ぎた。
映画『レッドクリフ』を、何度も観たのを思い出す。
マネージメントに、「赤壁の戦い」!!
たまらん。カッコ良すぎる!!

孔明が「目まぐるしく変化の多い時代」というようなことを、8巻で言う。
叡智は廃れることなく、蓋然性を持つ。
きっと孔明のような人は、どの時代にすっ飛ばされても適応しそう。
現代だと、考え方が冷酷無慈悲過ぎるところがあるかもしれないが。

そして、もう1つが歌手を目指す子の名前。
これは月英から?!そうだよね?
固有名詞が出てくる度に大フィーバー!!

この漫画も、きっと何度読んでも面白い。
鬱々とした気分や、上手くいかない時が私たちにはどうしてもある。
しかし、諸葛孔明になりきれば、なんとなく大丈夫だと思わされる。
なんだかなーって時にこそ、先人に聞き、叡智をフル稼働させるのだ。
『パリピ孔明』を読んでみてください!!


この漫画自体が、単純に面白い。
三國志に興味がなくても、誰にでも深くお薦めしたい漫画。





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