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「パパと親父のウチご飯」全13巻、お疲れ様でした!

「パパと親父のウチご飯」1~13巻(完)
著者:豊田悠
バンチコミックス

ストーリー:★★★★☆
    画:★★★★☆
ほっこり度:★★★★★
   総合:★★★★☆

気丈夫な元カノから子供をあずけられた、整体師・千石(せんごく)。
子供を引き取り妻と離婚した、漫画編集者・晴海(はるみ)。
子育てに奮闘する二人は、郊外でのルームシェア生活を選択したが―――
(1巻裏表紙より抜粋)

・家族愛に触れ、癒されたい人向け

昨今ではよくあるグルメ漫画に、家族の成長物語をプラスしたお話です。
元々グルメ漫画が大好きでよく読むのと、
画が綺麗で読みやすかったので購入し始めました。

割と最近のグルメ漫画によくある顔がデロデロになって、
「お、お、おいしぃ~~~~~!!!!!!!」
といったような大げさな描写があまりないです。
そういう描写が苦手な方でも読みやすいのでお勧めです。
というのも私自身があまり大げさな美味しい描写が苦手な一人なので。笑

千石さんも晴海さんも最初は何と言うかだめなお父さんだな~、
という感じですが子供たちとの料理を通じて、
少しずつ成長していく姿が丁寧に書かれています。

ほっこりもありつつ、家族の愛や友情が感じることができて良いです。
料理の絵も美味しそうで、巻末にはもちろんレシピも掲載されています。
グルメ漫画の良い所は良い意味で何も考えずに見られるところだと
思うんだけど、こちらの作品も読んだ後に爽やかな気持ちになれます。
そして、お腹が減ります。笑
スピンオフ作品の「パパと親父のウチ呑み」(①~②以下続刊)
も、酒飲みにはたまらないレシピがたくさんなので
合わせてぜひ!
「ウチ呑み」に入っていた鳥皮のレシピを読んで、
実際に自分で作って酒のアテにしました(小声)

最初にコミックスが発行されたのが2014年だったので、
6年で大団円となり本当に良かった!
終わり方も納得がいくものでした!

後日談として、もう少し子供たちが大人になった時の
お話も入っていたら嬉しかったかな~!

次はどんな作品を書かれるのか楽しみー!

ちなみに、著者の豊田悠さんはBL作品も書かれていますが
(元々BL作家の方なのでしょうか?)
本作品にはBLの雰囲気は一切ありません。

ちなみにちなみに、同著者の方が書かれている
「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(①~⑤以下続刊)
も絶賛発売中なのでBL平気な方はぜひぜひ~^^
今テレ東でもドラマやっていて大人気の作品です。


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