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【発達障害】シャットダウンに苦しむ、アスペルガーの諸君、ラムネを食べてみるのがオススメ!!

アスペルガー症候群の頭の中では、1分間に 1キロメートルも走るようなことが起きています。 常に考え、計算して、物事を理解しようとしているのです。頭を使わないことや、単調な繰り返しのある活動に熱中することで、頭脳のスイッチを切り、充電しているとも考えられます。

人とのかかわりが激しかったり、プレッシャーや刺激が多すぎると、その後、心身共に 「シヤットダウン」してしまうASの人たちがいます。そして彼らの誰もが、「シャツトダウン」 は不愉快で、望ましくない状態だと言っています。

『アスペルガーのパートナーのいる女性が知っておくべき22の心得 ルディ・シモン』で紹介されている一節ですが、自分の悩みを1ページで代弁してくれていると感じました。

僕の場合は、どうしても苦手なマルチタスクをこなして、やせ我慢して、何とか平日を乗り切れても、週末に寝込んでしまうことが多々ありました。半日か下手すると、丸1日部屋から一歩も出られないことがあります。

もっと他に楽しいことがあるのに、やらなきゃいけないこともあるのに、とにかくベッドから動けない、しかも、やっていることが、ずっとスマホゲームとかエロ画像のネットサーフィン、一度観て結末をバッチリ把握しているアニメを繰り返し見ていたりします。日曜の夜になる度、なんて無駄な時間の使い方なんだと猛烈に後悔していました。

ところが、最近、そんな悩みをカウンセラーさんに相談してみたところ、「脳のエネルギー源は、ブドウ糖だけなので、ブドウ糖が豊富に含まれているラムネを食べてみたら、どうですか?」と提案されました。もちろん、プラシーボ効果という可能性も拭い去れないものの、仕事が終わった後が楽になったような気がします。

俺も君も十分過ぎるほど、頑張っている。

働いていない、鬱の一歩手前みたいな時期もあったし、今も胸張って、こんな仕事してるぜとは言えないけど、今日も頑張っている。でも頑張った結果、寝込むって悲しい。悲し過ぎるよ。過敏性とか色々あって疲れやすい。

福澤諭吉さんは、天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずって話したとされているけど、いち当事者として発達障害は、人生のハズレくじだなって思います。(普通、健常者の)人の下なんじゃないかって。

でも、シャットダウンに悩むってことは、人生をより良くしたいと願うからじゃないかなと思っています。ラムネひとつで人生なんて変わらないかもしれないけれど、俺にとっては、思いがけない打開策で、試してみる価値は十分あると思える情報でした。この記事が誰かの役に立つと嬉しいです。

プラシーボ効果とバーナム効果

プラシーボ効果(プラセボ効果)とは、本来は薬としての効果を持たない物質によって、得られる効果のことです。デンプンなどを使い、薬のように見せた物を偽薬、またはプラシーボと言います。
バーナム効果(バーナムこうか、英: Barnum effect)とは、星座占いなど個人の性格を診断するかのような準備行動が伴うことで、誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分、もしくは自分が属する特定の特徴をもつ集団だけに当てはまる性格だと捉えてしまう心理学の現象。

「はがない」の6話 星奈がいい感じに騙されるヤツ。
フラシーボ効果と似てる。



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