見出し画像

【PAD】Windows Power Automate Desktop PDFファイルに含まれているIDを抽出して、ファイルをIDでリネームする方法

採用事務の仕事で、PDFファイルに含まれている6桁のIDを抽出して、名前をそのIDでリネームするという業務がありました。「この手の仕事、Power Automate Desktopが、使いこなせたら自動で出来るんだろうなぁ」と思いながら、とりあえずは手動で頑張り抜き、後日、自動化出来たので、シェアしたいと思います。

全体像 (クリックで拡大出来ます。)

画像1

流れ

1. 特定フォルダを指定して、そのファイルを全て取得する
2. PDFファイルからテキストを抽出する(全て、ページ指定も可能)
3. 正規表現で、数字6桁のIDを取得
4. 取得したIDで、既存のPDFファイル名を上書きする

ポイント

画像5

Power Automate Desktopでは、Robinという言語を採用しているそうですが、%%で囲むと変数として認識されます。リファレンスの下記のページが理解の助けになりました。

変数の挿入ボタン、最初知りませんでした。便利です。

画像4

PDFファイルからテキストを抽出して、その中から6桁の数字を抽出します。

テキストを解析する

画像3

GASで使用していた正規表現が、そのまま使えました。

画像2

手順1で取得したファイルは、1次元配列になっています。
files[i]みたいに指定すれば、各々のファイルを操作する事が出来ました。

既存のPDFファイルを抽出したIDで、上書きします。実務で役立ちそうなレシピを初めて作成する事が出来ました。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?