(第18回)「プログラミングやりたくない!」〜下から目線のコーディング武者修行〜
〜プログラミング学習を続けるための3つのポイント〜
前回は、
・プログラミングの学習を始めたものの、続かない人多いのでは
・プログラミングでは「細分化」の発想に馴染めるかが継続のカギ
という話でした。
続かない理由ばかり考察するのもヤボなので、今回は「それはそうとして、続けやすくなるポイント」について書いてみようと思います。
[プログラミングを続けるための3つのポイント]
(1) 「起動が速いPC」があると続きやすい!
「起動の速いPC」と「起動の遅いPC」では、やる気がケタ違い
これが両方使ってみた自分の実感です。「起動が速いPC」を使うと、自分のプログラミング学習まで加速!
「楽器の練習」で例えると分かりやすいかも。
パッと手を伸ばせば届くところにギターやピアノがあれば、「ちょっとやってみるか」くらいの気分で練習できる。
一方、ドラムのように家でドカドカ叩くのが難しい楽器だと、防音環境の整ったスタジオまで行って練習しなくてはいけない。
当然、手元にある方が気軽に練習できるし、手元にない場合は練習するにも本格的な準備が必要に。
「起動の速い」PCだと、それこそ手の届くところに楽器がある感覚。気が向いた時にサッと練習できる感じ。
最初にプログラミングを学習し始めた頃はWindowsマシンを使ってましたが、Ubuntuマシンに切り替えたらコードを打ち込む頻度がまるで違う。
UNIXの流れを組むOS(MacOSやUbuntu)だとより速くなり、ハードディスク(HDDと書いてあるアレ)よりもSSD(Solid State Drive)のマシンの方が速いと。
*近年はWindowsマシンも改善が進んでサクサク動くもの多いと聞いていますので、起動さえ速ければWindowsでももちろんOKかと
プログラミング学習ではパソコンを使う頻度が高いので、気が向いた時にサッと使えるマシンを選ぶと、学習は継続しやすいと思います。
*このnote主も、2020年からはMacに移行しようと検討中
(2) 打ち込んだコードがキレイに見える「エディターEditor」があると続きやすい!
これも「写経」(お手本のコードを丸写しする学習法)の習慣がついて感じたことです。
昔の初心者向けのプログラミング教則本では、とにかく導入のレベルを下げるため「メモ帳」にコードを打ち込んでいくスタイルがよくありました。
コンピュータさんからすれば、メモ帳で作ったコードでも専用エディターで作ったコードでも気にしないんでしょうが、使う人間からするとその差はホント大きい。
当初はAdobeが無料で提供しているエディター”Brackets”を気に入って使っていました。
[Bracketsの嬉しい機能]
・ライブプレビュー機能がついている
・コードの「予測変換」機能がついている
ので愛用してましたが、Node.jsを本格的にやり始めた頃合から、”VS Code”(Visual Studio Code)に移行。
[VS Codeの嬉しい機能]
(VS Codeの画面)
・画面内でTerminalを開ける
・解像度が高いせいか、フォントがクッキリハッキリ
Node.jsではTerminal、俗に言う「真っ黒画面」で確認する頻度が高いので、それがVS Codeの画面内でサッと表示できるのが嬉しい(^∇^)
あとはBracketsからVS Codeに移って思ったんですが、打ち込んだコード、つまり文字がグッと鮮明に。
コードは基本「打ち間違える」ものなので、どこを間違ったっけ?と見直す際、フォントがクッキリハッキリしてた方が遥かに探しやすい。
あとはフォントが鮮明で読みやすい分、目の疲れも少ないように感じます。
自分では真っ黒画面を愛用してるので、その意味でもVS Code向きでしたが、頻繁にブラウザの画面チェックをするフロントエンド派の人なら、Bracketsの方が適してる面あるかも。
何にしても、自分に合ったエディターを使うと、コードの入力もうんとラクになるので、結果として学習が続きやすいんじゃないかと思うのです( ´ ▽ ` )ノ
(3) 動画講義で「気の合う先生」が見つかると続きやすい!
そして最後はコレ! やっぱり「指導者」の存在!!
合う先生が見つかると、その人の方法に従って学んでいけるので、学習がうんと効率的に。
その点、動画講義を網羅してるedXは「先生探し」にうってつけかも。幾つか受講して、自分に合う講座を探してみるとか。
自分の場合、Node.jsのAzat Mardanさんと、PythonのCharles Severanceさんのお二人が自分の「師匠」という感じ。
Azat Mardan先生
(画像出典: https://github.com/azat-co)
Charles Severance先生
(画像出典: https://en.m.wikipedia.org/wiki/Charles_Severance)
で、「師匠」格の人は、本を書いたり色んな「学習コンテンツ」を持っているので、動画講義が修了したら、その人たちのコンテンツを追っかければいいと。
Azat Mardan先生は本を何冊も出しているので、動画講義の内容をベースに、参考書で本格的に学べるのも嬉しかったなぁ。
気が合う先生が見つかるとその分野自体が楽しくなるのは、ガッコーと名がつく以外の場所でも同じみたい(´∀`)
自分のお師匠さんたちで言うと、「良い先生」にはこんな共通点があるなと思いました。
・なんとなく愉快な語り口
・本質を理解した人ならではの「ツボをおさえた」説明
・押しつけがましいところが微塵もない
動画講義は、その人の話を聞きながら進めていく形なので、やっぱり話はオモシロイ方が良い。
Mardan先生もSeverance先生も、語り口にウェットなところがまるでない。カラッとユーモラスな話し方。
それでいて、「ココがキモだよ!」という部分は外さない感じ。また、「あーしろこーしろ」的な教え方はしない点もありがたいところです。
振り返ってみると、自分に合う師匠が見つかったからこそ、プログラミングの学習が楽しく続いた気もします。
その意味でも、師匠探しを手伝ってくれるedX、ありがとう!という気分。
今回はなんだかedXの回し者みたいなnoteになっちゃった(^o^)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?