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[番外編]2019年に読んで良かったTech本2冊!

2019年はPythonでツールを作れた!など、自分的には「わーい」という感じの1年でした。

その間、色々Tech本も読み漁りましたが、せっかくなので「特に良かった2冊」をご紹介

(1) Ben Rady, "Serverless Single Page Apps", Pragmatic Bookshelf, 2016

これは掛け値なしに良かったです。何しろ自分が「SPAを作れた!」ところまで行けたので、ちょっとビックリ。

正直、ソースコードの表記部分は見づらいなぁ…とは思いますが(コード全体が見えないので、どこが新しく記入した箇所で、どこがコードに手直しを加えたか分からない…)、内容的には非常に得るところが大きかったです。

特に著者のBen Radyさんはユーモアあふれる語り口で、読んでて楽しいし、この人のDeveloperスタンスにも共感。特にグット来たのはこのあたり

because we develop them [web apps] on a desktop but deploy them [web apps] on a server.
(Ibid., p. 15)

要は、「自分のパソコンを使って作ってるうちはいいが、実際にデプロイするのはサーバー上だよ」ということ。

これには自分も大いに泣かされた経験あるので(たぶんこのRadyさんも何度となく涙したんでしょう)、「まずdeployしろ!」という姿勢に大感激。

AWSへのデプロイ方法、OAuthまでフォローしてくれるので助かりました。特にSkeleton.ioというサービスで、HTML+CSSの枠組みを使えばサクサク作れるようになるというも嬉しい豆知識。(今でいうTwitter社が公開するBootstrapみたいなものか)

(2) Ilya Grigorik, “High Performance Browser Networking”, O'Reilly, 2013

これはフロントエンドJavaScriptに疲れ果て、結局JSの実行環境である「Browserとは何か?」を知らないとダメなんだ!というところから手にしました。

まー読んでみたら知らないことばかりで教えられるところ多かったです。この一冊のおかげでendpointの役割とか、DOMって何なのということを理解できました。

特にDOMについては非常によく説明されていて目からウロコが落ちまくり、「なんでCSSはHTMLの上の方に記述して、JSは最後なのか」など、あれはBrowserのrenderingの順番なんだよ、というのはこの一冊で初めて知りました。

プログラミングをかじったはいいけれど、ネットの世界の仕組みについては分かりきってないという場合、非常に多くのサポートをしてくれる一冊だと思います。

*どっちも英語の本ですが、正直、技術書に限って言えば、英語で読んだ方がはるかに分かりやすいので、無理して日本語で読まなくてもいいんじゃないかな〜と

2020年はGitを使いこなすところまで行きたいと思います!(でもその前にVimを観ておかないといけないとわかった…)

皆様、よいお年を\(^o^)/

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