失敗は改めるのではなく加えていく

こんにちは、佐藤祐輔です。

「あのときは良かったなあ」
「今の生活がなんとなく寂しい」
「あいつは今、何をしているだろうか」
過去を振り返ってしまうのには理由があります。

仕事でも恋愛でも、勢いがあるときは将来を考えるだけで楽しくなります。
あれをやろう、これがしたいなどと意欲的です。

行き詰まるときは誰にでもあります。
「次はこうしよう」
と思えるのであれば、
再び前を向くことができます。

だけど、どうしようもなく心が疲れてしまっていると
過去を振り返ってしまいます。
過去の人や場所、環境を振り返り、
今の選択肢が間違っているのではないか
とすら思ってしまうのです。

私も何度も失敗しているので、
過去にすがりたくなる気持ちはすごくわかります。
しかし、過去にヒントはあっても解決はありません。
ただ、過去と考え方が違うのだから
過去が良くみえるだけなのです。

1つの失敗や頓挫で、今の考え方を振り出しに戻す必要はありません。
あなたが今失敗を経験しているのは、
あなたが古い考え方を捨てて、生まれ変わるチャンスを目の前にしているのです。

こんな経験は行動する人だけの特権です。
「失敗したら改めなさい」
と教育された私たちにとっては、ありがたい経験です。

失敗は改めなきゃと考えてしまうと、
今の選択は失敗かもしれないと過去を振り返ってしまいますが、
どんどん失敗を増やしていこうと考えると今がラクになります。

集めた失敗の数だけ、あなたは成長しています。
ポイントを集めるくらいの気持ちで失敗を増やしていけば、
気がついたときには今が“良かった過去”になるはずです。



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