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2022カタールW杯個人的ベストイレブン!

史上空前に面白かったカタールワールドカップ。今回は64試合全て観戦したワタクシが個人的に選考したベストイレブンをご紹介致します。選考方針は選手個々人のスタッツと攻守のバランスを重視しています^^

GK:リバコビッチ(27歳|クロアチア|ディナモ・ザグレブ)
RWB:ダンフリース(26歳|オランダ|インテル・ミラノ)
CB:クリバリ(31歳|セネガル|チェルシー)
CB:グバルディオル(20歳|クロアチア|RBライプツィヒ)
LWB:三苫(25歳|日本|ブライトン)
MF:アムラバト(26歳|モロッコ|フィオレンティーナ)
MF:モドリッチ(37歳|クロアチア|レアル・マドリード)
MF:ベリンガム(19歳|イングランド|ボルシア・ドルトムント)
MF:ガクポ(23歳|オランダ|PSVアイントホーフェン)
FW:メッシ(35歳|アルゼンチン|パリ・サンジェルマン)
FW:エンバペ(23歳|フランス|パリ・サンジェルマン)

リバコビッチ:大会最多セーブ、最多PKストップと勝たないけど、とにかく負けないクロアチアンフットボールを支えた若林君ばりのSGGK的存在。なぜ彼が未だに国内リーグに留まっていたのかは今大会最大の謎の1つ。ついに世界はリバコビッチを発見した。

ダンフリース:1得点2アシストと攻撃参加時の迫力はEURO2020から変わらず世界最強。もちろん豊富な運動量でディフェンスでも貢献。オランダの戦術はダンフリース抜きには成立しない。現代版カフー。

クリバリ:4試合のみのスタッツで大会最多タックルをマーク。クリアやインターセプト数も上位に食い込む、まさにセネガルの「ザ・ウォール」DFの得点が少なかった今大会ですが、決勝トーナメント進出を決めたエクアドル戦の勝ち越しゴールは見事でした。マネ不在のセネガルで唯一気を吐いていた存在。

グバルディオル:文句なしの今大会最強DF&ベストヤングプレーヤー。安定感のある守備は全く若さを感じさせないし、ビルドアップまで完璧にこなすので、非の打ち所なし。しかも希少性の高い左利きのCBというのも◎。メッシのドリブルに翻弄された経験を糧に今後は更に成長してくれることでしょう。

三苫:全く贔屓目抜きの選出。今大会の彼の対人守備の強さ、流れを読んだ美しいパスカットは本職のDFを凌駕するクオリティでした。もちろん得意のドリブルは世界最高レベルというのも証明しましたし、何より「三苫の1mm」は「マラドーナの神の手」と共にサッカー史を振り返る際にVAR以前以後の象徴的なシーンとして語り継がれていくはず。

アムラバト:ミラクル・モロッコ躍進のキーマン。あらゆる危機に顔を出す献身性、激しい守備に加え、安定したビルドアップでチームに貢献。ムバッペの突破を顔を上げながら死ぬ気のダッシュで猛追し、美しいタックルでボールを奪いとったシーンはもはや神々しかったです。あのシーンは全モロッコ人が涙したことでしょう。

モドリッチ:モドリッチに関してはもう信じられないの一言。ホントにあれで37歳なんですか?タッチ数・パス・クロスの攻撃系スタッツのみならず、タックル・インターセプト等の守備系スタッツ全てで上位に名を連ねるゲームのドミネーター。彼がいるといないとではチームが全く別モノになるほどの存在感を誇る超人。

ベリンガム:19歳にして既に完成された大器。非凡な攻撃センスで1得点1アシストを記録。運動量も多く、激しい守備でもチームに貢献する完全無欠のインサイドハーフ。グバルディオルと並んで今大会衝撃を受けたベストヤングプレイヤーの1人。

ガクポ:今年のオランダの攻撃はデパイ頼みかと思っていたら、ガクポが覚醒。3戦連発でグループリーグ突破の原動力に。足元・ヘディング共に高い決定力を誇る上、FWとトップ下の両方をこなすポリバレント性も魅力。

メッシ:念願のワールドカップ優勝で望むもの全てを手に入れ、「神の子」から「神」になった男。右サイドから中央へ切り込むドリブルはまさに神業であらゆるDFを無力化させていた。ふらふら歩いてるだけなのに絶妙なポジショニングで相手の守備組織を混乱させる唯一無二の存在。サッカー界の特異点。

エンバペ:史上最強の攻撃兵器。まさにフェノーメノ。怪物ロナウド以来の「戦術はエンバペ」というセリフが相応しい存在。8得点2アシストと異次元の活躍で、今大会はエンバペが1人でフランスを決勝戦まで連れていったと言っても過言ではないでしょう。

フォーメーション再掲

ビルドアップ時はアムラバトが下がってダウンスリーを形成し、三苫とダンフリースが攻撃参加。中盤は創造性があるのに守備意識も高いベリンガムとモドリッチがゲームをコントロール。ガクポがボールを納めて、最後はメッシとエンバペが個の力でゴールをこじ開けるドリームなチームに仕上がりました^^

如何でしたでしょうか。

選考してみた際の雑感としては意外にもクロアチアが3名選出だったので、代替可能か検討してみたんですが、どうやっても置き換えられなかったので諦めました。

非常に強力なセンターラインを形成していたので、シューケルやマンジュキッチ級のFWがいたら本当に強かったんだろうなと思います。

また、CBはグバルディオル以外の選考が非常に難しかったですが、冷静にスタッツだけ見ると4試合しか出てないのにも関わらずクリバリが傑出していたので、やはり個としては抜けていたんじゃないかと。決勝トーナメント進出を決めた得点も決め手の1つですね。

以上、カタールW杯個人的ベストイレブンでした。

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