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読んでもいないのに忘れられない本

タイトル通り、読んでもいないのに忘れられない本がある。

誰かの記事や紹介動画での感想や解説を聞いて、その語り手の感動が伝染して強い印象を与えられてしまった本だ。

「読んでもいないのに」と、本好きの自分は、そういう自分の状況に若干の違和感を感じるものの、思い出されるのが単純な本のエッセンスではなく、語り手の声込みでの印象だと言うことを反芻すると、それは小説の漫画化、映画化と似たようなものなのかもしれない。

わたしにとってのその本の代表は、「コンテナ物語」と「ピダハン」だ。

そして、前者の語り手は岡田斗司夫氏であり、後者はゆる言語学ラジオの水野太貴氏と堀元見氏のコンビである。


博識でありながら、というかだからこそにオープン。

ほんとすごい。この方々の紹介する本は、聞くだけでも十分の感動があるし、実際買ってしまった本も何冊かある。

上記2冊をまだ買っていないのは、単純に高いからで、魅力度が低いからではない。

買えない分、何度も聞いてしまう。
ほんと、語彙力消えるほど、すごいわ。


自分の書く文章をきっかけに、あらゆる物や事と交換できる道具が動くのって、なんでこんなに感動するのだろう。その数字より、そのこと自体に、心が震えます。