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きもちわるい詩

だれかの書いた詩を読むのが好きだ

声に出して読むのはもっといい

でも、自分の書いた詩を声に出して読めと言われたら

どうしたことか、どこかきもちわるい

みしらぬ誰かの言葉は、舌にのるたびに心を震わせるのに、
さっき自分が吐き出した言葉を口に入れると、きもちわるすぎて震える


自分の書く文章をきっかけに、あらゆる物や事と交換できる道具が動くのって、なんでこんなに感動するのだろう。その数字より、そのこと自体に、心が震えます。