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毒親が謝らない理由ー自分の非を絶対に認めない人々

あなたは
毒親という言葉を
聞いたことが、
あるでしょうか?

毒親とは

今のところ毒親の
明確な定義は
ありませんが、

子どもを支配したり、
傷つけたり、

子どもにとって
「毒」になる親の
ことをさします。

『毒になる親 一生苦しむ子ども』
(講談社刊、玉置悟訳)
スーザン・フォワードの著書
のこの本の中に
出てくる

「toxic parents」を
「毒親」と訳したのが
きっかけだと
言われています。

そして、
毒親と呼ばれている人は、
だいたいが、
未熟で幼稚な
ことが多いです。

さて、毒親の
特徴としては、
主に

・過干渉、
・過度な管理、
・支配、
・価値観の押し付け
などや、
・ネグレクト、
・虐待行為

まで

子供が成長する上で
「毒」であると
指摘される
親の行動が
特徴です。

しかし、
なぜその親が
自分の非を認めないし、
謝らないのか、

なぜだろうと
思った人も
いると思います。

毒親の行動は、
その名の通り、

子どもにとって
毒となりうる
ものです。

本記事では、
「毒親が謝らない、
自分の非を
認めない」理由に
焦点を当て、

毒親に理解を
求めることは
無駄だということ、

毒親によって
罪悪感を
感じた人がいるなら、

それは、
あなたのせいではない
というポイントに
焦点を当て、

その背後にある
心理的なメカニズムを
明らかにして
いきます。

この記事を読むベネフィット

この記事を
読むことで、

「毒親の特徴」や
「なぜ毒親が
謝らないのか」
について
理解が深まります。

さらに、
あなた自身の
罪悪感や
戸惑いに対する
責任感が軽減され、

毒親との
関わり方について
新たな視点を
得ることが
できるでしょう。

なぜ毒親は謝らないのか

毒親の特徴の中で
自分の非を

「絶対に認めない」
「絶対に謝らない」
という人がいます。

たとえ、
謝ったとしても
「謝ればいいんでしょ」
「はいはい、
ごめんなさい。
私が悪いんですよね」と

口だけで謝り、
自分が悪いとは
全く思っていない
のです。

では、いったい
なぜ毒親は
謝らないので
しょうか?

なぜ、かたくなに
自分の非を
認めないので
しょうか?

自己愛

実は毒親と
言われる人の多くは

自己愛
(自己愛性
パーソナリティ障害)の
人がとても
多いのです。

自己愛の人のは、
「自分が
絶対的に正しい」と
本気で思って
生きていて

その信念を
固く守ります。

彼らの「前提」は
「自分が正しい」
というものであり、

他人の意見や
感情を考慮する
余地を持ちません。

これにより、
話し合いや
解決への道が
閉ざされて
しまうのです。

自分が正しいという根拠

自己愛の人が
「自分が正しい」
と思う
「その根拠」は
というと、

特段の合理的な
理由が
あるわけでもなく

「ただ、ただ
本気でそう思っている」
のです。

前提の違い

相手の意見を聞く

これには、
その人の中にある
「前提」が関係
してきます。

通常だと、
相手と意見が
異なった場合

「そうは言っても、
もしかしたら
自分の中に
非がある可能性も
あるかもしれない」

もしくは、
「もしかしたら、
相手の言い分も
聞いてみる
必要があるかも
しれない」という
「前提」があります。

私が正しい

しかし、
自己愛の人の
「前提」は

「私が正しい」
という前提のもとに
なり立っています。

例えば、
こちらに
正当な理由があり

ああゆうことを
言われたので

こちらが「傷ついた」
ということを
伝えたとします。

しかし、
自己愛の人の
「前提」は

「私が正しい」なので

(私が正しい)
その私を、あなたが
「不快」にしている
のだから
「あなたが悪い」。

という、
「単純な発想」のもとに
話が進められます。

空中分解の話し合い

話し合いとしての
「前提」が
間違っているので

話は、
どこにも向かわないし
もちろん
話は通じません。

さらに、
よくあるのが
「私は、
そんなこと言ってない」
「私は、
そんなことしてない」
「私は、そのときは
こうしていた」と

事実と異なることを
言ったり、

違う話を持ち出して

「あの時は、
お前が悪かった」
そんなことを
言うのは
「お前に問題あるからだ」と
言ってみたりして

こちらは、
傷ついた気持ちを
分かって欲しかった
だけなのに

話が進まない
どころか

逆に「責められ」
余計に傷つくという
意味不明の
展開になることも
多いのです。

自己愛の人の中で起こっていること

この時、
自己愛の人の
頭の中では
何が起こって
いるのでしょうか?

「私はそんなこと
言ってない」
と言う時、
これは
「記憶を消している」
のです。

「私はそんなこと
してない」というのは
記憶を書き換えて
いるのです。

違う話を
持ち出してくるのは
話をすり替えて
いるのです。

自己愛の人の特徴

自己愛の親(毒親)は
「自己正当化の鬼」
なのです。

自己愛の人の
特徴は

  1. 自分の能力を過大評価する。

  2. 賞賛欲求が半端ない

  3. 共感性がゼロ。

という生き物なので
間違いを
絶対に認めては
ならないと
思いこんでいます。

他人の感情に
敏感でないため、

相手の立場や
気持ちを
理解しようと
することが
難しいのです。

この人たちとの
話し合いや
わかってもらう
ということは

無駄なことを
知りましょう。

分かって
ほしかっただけの
努力も

結局最後には
「お前が悪い」
ということに
なってしまいます。

幼児性と過去の影響

こういった人たちは
戦中戦後生まれに
多く、

自分自身が
子供の頃に
怖い思いをした人が
多いです。

そのため、
自分を守ることが
最優先であり、

他人の視点や感情を
考慮する余裕が
ありませんでした。

この防衛機制が
影響して、

自己愛性
パーソナリティ障害が
形成されたのです。

彼らは、子供の頃に
自己防衛の必要性を
強く感じていました。

被害者意識が
とても強い
インナーチャイルドが
いることも多く、

話し合いや
議論をしようとすると、

自分を、
全面的に否定された
と思う
「被害者チャイルド」が
発動し

話も支離滅裂だったり
言ってることが
幼稚だったり

「あー言えば、こう言う」
という感じで

すべてに、
言い返してきます。

内容にしても
「相手の気持ち」など
全く考えて
いなかったり
するのです。

さらに、こちらが
「傷ついた」と
いっても、

まさかの、それを、
「攻撃」してくる
こともあるのです。

とても、
幼児性が強いです。

幼少期

この人たちは、
とにかく子供の頃に

いつも、
神経を張り巡らせて、
自分を守らなければ
ならなかった人」が
多いです。

自分のことを
守ることに精一杯で

相手の視点の
学びがなかった
人たちなのです。

周りを、
「敵か味方か」
のみで判断するので、

足元を
すくわれないように、

人の悪いところに
敏感です。

そのため、
人の悪いところに
注目することが
多いので、

人の悪口を言ったり
愚痴が多くなる
傾向にあります。

思考も
「0か100か」
「善か悪か」
「敵か味方か」の
極端な思考に
なります。

子供の頃に
自分のことを
守ることに
精一杯だったと
同情すべき点は
ありますが、

しかし、
だからといって、

それが、
子供を傷つけて
いい理由には
なりません。

淡い期待を抱くのはやめよう

毒親は、
自分を正当化してきて、
謝ることや
非を認めるということは
ありません。

もしかしたら、
分かってくれるかも
という淡い期待を
抱く気持ちも
分かりますが、

その期待が
実を結ぶことは
ないでしょう。

そのうえで、自分は、
どうかかわって
いくのか?

そのうえで
自分を幸せに
するために

自分とどう
向き合っていくのか?が
重要になって
くるのです。

以上、
毒親が謝らない理由ー
自分の非を
絶対に認めない人々

でした。

解決策とまとめ

毒親が
謝らない理由は、

彼らの
自己愛性
パーソナリティ障害に
起因しています。

この理解を
持つことで、

自分の感情や
意見が無視されたと
感じたとしても、

それは、
あなたの責任では
ないことが
分かります。

毒親との
関わり方を
改善するためには、

彼らの特徴や
心理的背景を理解し、

自分自身を
守りながら
コミュニケーションを
取る方法を
見つけること

もしくは、物理的な
距離を置くことが
大切です。

あなたが、
罪悪感や
戸惑いを感じても、

それは過去の影響や
毒親の特性に
よるものであり、

あなたのせいでは
ありません。

大切なのは、
自分自身を大切にし、
健全な関係を
築くことです。

人は気づけば
いつからでも変われます。

あなただけじゃない。
あなた一人じゃない。

知識は人生の
盾であり矛である。

あなたの歩いた道が
幸せの道でありますように。

ではまたっ。

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