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「タイミング」

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マガジンの説明 : 露出~複数~…etc…と染まっていく“彼女”と“彼”が主人公のちょっとHな長編恋愛小説のつもりです。 大人な皆さんに是非読んで貰いたいなぁ
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2019年3月の記事一覧

【10. ばい】

「…!!…スゴぉっ…ふっと…いぃっ!…」
彼女が悲鳴のような叫び声を上げた…。

馬並み…という表現がピッタリのそのペニスは、長さは彼の約1.5倍、太さにしては約“倍”近い…。
これまで見た中で、最も大きな代物だ。
それに見合うゴムは、この辺りの薬局では取り寄せになるため、アダルトショップなどで見掛けた時に購入しておくのだと言う。
更に驚いたことに、事前審査の段階で持ち主は
…遅漏なんですが…

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【9. Heaven’sDrive】

“肉便器”
アダルトサイトを検索したことのある方であれば、一度は見掛けたことがあるだろう。
女性が蔑まれているようで、個人的には好きではない言葉だが、以降彼女は、まさにそれに相応しい性長をみせた。

だからといって、
“手当たり次第、誰彼構わず”
受け入れるという訳ではない。
βという存在には、最低限の条件をクリアしている必要があった。
それが2人の望みだから…。

例えば、
時間にルーズ過ぎる人

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【8. 四度目の正直】

その2人だけのSEXを楽しんだ後、彼は自分の胸に寄り添う彼女に、帰り際に車内でしたのと同じことを再確認した。
「聞いてもいい?」
「うん」
「今日は…ほんとに楽しかった?」
「うん」
「気持ち良かった?」
「うん」
「どのくらい?」
「すっごくいっぱい」
「また、してみたい?」
「うん」
「ほんとに?」
「ほんとだよ」
彼女の返事の最後には、全てハートマークが付いていた。
彼は
…ギュッ…
と彼女

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【7. 騎乗】

自分のいないバスルームと、自分のいないベッドの上で、愛しい人と自分以外の男性がしていた“行為”を、彼は想像せずにはいられなかった。
さっき聞こえていた喘ぎ声と、目の前で漏れる吐息が、彼の頭の中で共鳴する。
自分と自分以外の男性による愛撫に、今まさに感じている彼女を目の当たりにして、彼の興奮はただ増すばかりだった。
ところが、
…彼女は本当に望んでいるんだろうか…
そんな不安が一瞬頭に過り、彼の興奮

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【6. 密室の二人】

当然、彼女には疑問が残る。
…いつβくんはここに来たの?…
それを彼は解説した。
そもそも彼は、意図して壊れたローターにすり替えていたこと。
そして買い物と理由を付け、待ち合わせたアダルトショップでβが車に乗り込んだこと。
コンビニで飲料を買う間も、そのまま彼女を見守っていて貰ったこと。
ホテルに着いて、一緒に部屋に入ったこと。
「だって、居なかったよ?」
の一言で、彼女がアイマスクの隙間から覗い

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【5. サプライズ】

赤いチョーカーを身に纏った彼女は、久々のアイマスクスタイル。
彼の指激を受けて、既に何度か満足した彼女の剥き出しの襞豆に、更にピンク色のローターが押し当てられた。
が、なんだか動きが鈍い…。
きっと彼女の中に入れた時、コードを摘まんで引張り出すため、断線してしまったのだろう。
いいところで振動が停止する…。
「また、壊れちゃったね…」
バイブもそうだ。
彼女の膣圧で、それまで何本、破壊したことか…

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【4. 心理】

これまでのプレイでは、彼女と他の男性との身体の接触はあったにせよ、挿入までは至っていない。
他の男性と交わり、そして感じてしまうであろう彼女の姿を
…是非見てみたい…
と彼は思うようになっていた。

“普通”という言葉の定義はさておき、
普通の男性なら
…自分の彼女が他の男性と…
など、理解できなくても普通である。
勿論、彼も以前はそんな普通の一人。

2人で観ていたあるTVドラマの途中、彼が口を

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【3. 2+α】

その日は、2人が待ち望んでいたコンビニの面接の日。
店長さんにこれまでの経歴等を伝えて、共通の話題で盛り上がったせいもあってか、
「もしよかったらだけど、これからやって貰っても全然構わないよ?」
と、当日すぐに採用が決定した。
と言っても、そこで働く訳ではない…。
実は、彼女がコンビニ店内で行う露出プレイの面接。
彼がサイトで知り合った店長さんとメールでやり取りし、
「もし良かったらうちの店で…」

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【2. 露出】

12月中旬から年末にかけて、市内の中心部では光のページェントというイベントが行われる。
定禅寺通の欅並木がオレンジ色の電飾を纏い、光のトンネルに包まれた遊歩道は、とても幻想的な空間に変わる。
特にクリスマスの時期、その中でもスターライトウインクの1分間は、数多くのカップルや家族連れ、観光客が、その瞬間を見逃すまいと立ち止まる。
「あっ!消えたっ!」
「ちょうどウインクだね…」
それは、歩行者に限っ

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【1. はじまり】

もう何年も前のこと。

2人が付き合い出した頃のお出掛けというと、食事、買い物、カラオケ、ホテルそれとドライブ。
特に夜のドライブとなると、彼が彼女の体に触れながら…というのが定番。
そして彼女が我慢できなくなると、人気のない適当な場所に停めて…なんてことはしばしば…。
最初はそんな感じだった。

ある夜のドライブ中にお遊びで使い始めたアイマスク。
それから2人のドライブのスタイルは変わっていった

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【0. まえがき】

はじめまして。ねおと申します。
私の恋愛経験や体験談、妄想を基に、2018年末頃から、ちょっとHな…?刺激的な?そんな男女の恋愛のお話しを書き始めました。
そういう訳なので、18才未満の方はご遠慮願います。
主に宮城県仙台市が舞台…。
他に池袋や埼玉県も今後少しですが登場する予定です。
気に入って戴けるかどうかは別にして、ねお自身の自己満足のために日々書き足し、たまに自分で読み返しては、
…こっち

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