16回目 いろんな人が居る2
15回目で書いた中村哲さんの番組の中だったか、後番組だったか忘れてしまったけど、アフガンの支援を長年して居る方を紹介していた。
その方は息子さんを亡くしてる方でアフガンの教育支援をして居ると言う話だった。
2001年9月11日ニューヨーク世界貿易センタービルで起きたあの事件で息子さんを亡くした。
そういう人が居る事を知らないで生きて来た。
そもそも9月11日は私の父親の誕生日だった。
それがあの事件で全然違う日になった。だから忘れた事は無いがそう言う生き方をされてる方を知らずに生きて来た。
その人がアフガンを支援して居る。不思議な感じがした。
察しの通り被害者と加害者の関係が容易に作れる関係だ。国の全員が加害者と言う訳で無いにしても。
少し詳しく調べてみたいなと思いつつ、クラウドファンディングのHPに行くとその方の2003年に書かれた本に加筆再編集をした本のクラウドファンディングを見つけて運命だなと思った。
些少ながら送金をした。
今まだ読んでいる途中だけど、そう言う方が居たと言う事を知って欲しくてこれを書く。そんな読まれないと思うけど。
白鳥晴弘さんと言う方が書かれた「息子からの伝言〜20年目の9.11 心の旅路」
リターン品の本の他にご丁寧な手紙と色紙も有った。関係者の方々に読まれるとは思わないが有難う御座いました。と言いたい。
いろんな人が居るなと、いろんな生き方が有るなと改めて思う。
読み進んだ先にどんな感情になるか分からないがきっと生き方のヒントになる事が待ってる気がしてる。
父親の誕生日は多くの人が亡くなった日だ。
生と死。
きっとこれからも忘れる事は無いだろうと思う。
あのテロを伝えるテレビの光景も父親と話した「なんか凄い日になっちゃったね…。」と言う会話も。
9.11でお亡くなりになられた方へご冥福をお祈りします。
9.11でご家族、ご友人、恋人を亡くされた方には少しでも心の安らかな時が訪れる事を願っております。
きっと届く事は無いと思うけど。