15回目 いろんな人が居る
実は寄付は10年以上してる
クラウドファンディングは最近だけど。
チョコ募金にも寄付してる。
でも、正直たまに「こんなの何か意味有るのかな」と思ったりする事も有る。
そんな夜、ふとテレビを見てたら中村哲さんのお葬式の画面に切り替わった。
確かNHKだった気がする。なんとなくその番組を見ることにした。
中村哲さんの名前はラジオなどで聞いて知っていた。
鎌田實さんが話して居た気がする。
でそのラジオで話していた時も募金をしようと思ったけど郵便為替しか無いみたいでネット銀行からは問い合わせをって書いてあって最近までのポリシーとしては名前出さないで寄付をしたいと思っていたのでその時は辞めた。
テレビ番組が進むうちに凄い人だなと改めて思った。そのアフガンでの支援の年月は私の年齢よりも長い。それに番組で初めて知る事も沢山あった。1番心残っているのは中村哲さんの息子さんの死だ。その時思ったのは「何で?。それほどまでにアフガンの人の為尽くして居るのに…。神様は何でそんなに追い込むんだろう」だった。
事業成功の決意を新にする事なったと番組で言っていたけど、その苦しみがアフガンの人々とより深く寄り添う事になったんじゃないかと後からそんな風に推察した。
同じように子供を失ったアフガンの人々もきっと居たはずだし、大変な時期に自分達の為に頑張ってくれてるとかそう言う事を思う人々もきっと沢山居たはずだ。
事業の為のヒントが出身地に有るとか、目の見えない神父さんとのやり取りとか不思議な縁で結ばれてたんだなと番組を見ながら思った。
そして荒れた土地が緑に覆われた姿に心から感動した。言葉で表せない位感動した。
でも、中村哲さんはもう居ない。銃で撃たれて亡くなってしまった。
そのニュースは見ていたし、利権とかそういう類の問題で殺されたのかなと速報で知った当時思った。
そのお葬式が番組冒頭で流れていてやっぱり最後は…、人は死んでしまうんだなと、死に方はいろいろあれど平等に訪れるんだなと思った。
いろんな生き方が有る。
いろんな人が居る。
方向を示していた人が亡くなり、タリバンの復活で支援はどうなってしまうのかなぁと考えたら出来る事は寄付くらいしか無いなと言う結論に至った。
だからメールをして説明を受けて寄付をする事にした。
微力で申し訳ない程度の金額だけど。
これからも続けて行こうと思ってる。あんな凄い人には到底なれないけど
いろんな所に寄付を続けていく理由には十分過ぎる感動を得た夜だった。
メールやり取り後、会報が送られて来て少し義問だった事も答えを得れて良かった。詳しくは書かないけど。