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「私のDX」第2話:gacco講座でスキルアップ

新しい働き方LABOの「私の働き方実験」の研究計画書には、ワードプレスによる私のDXの必要十分条件としてスキルアップも導入しています。そのうちの1つが修了しました。

データサイエンスを身近に感じられたかも

機械学習、データサイエンスはデジタル化が始まったころから流行しだした言葉です。私は以前google主催の機械学習中級編を初級編と一緒に受講し、tensflowのTシャツを2枚修了証とともにいただいたことがあります。この時も、プログラミング言語を何も知らないにもかかわらず、機械学習にぼんやりとした憧れに似た可能性を感じたので受講したのですが、今回受講したソ総務省統計局のgacco「社会人のためのデータサイエンス入門」もほぼ同じ状態で受講しました。

ライターの仕事とも繋がる統計

「社会人のためのデータサイエンス入門」で学んだ主な内容はこちらです。

・代表値、分散・標準偏差、四分位、パーセンタイル、箱ひげ図、相関係数、回帰分析、標本分布、信頼空間、比率の活用と分析、時系列データの味方、e-Statの機能と使い方、統計ダッシュボードの紹介と使い方、jSTAT MAPの主な機能をつかった地図上のデータ表示などなど。

これらは主に分析方法で計算だらけですが、複雑な計算式のすべてを理解できていなくても、基礎となるところをおさえればテキストとYouTube講義で感覚的にわかるような内容にまとめられていました。ただ私の場合基礎の基礎となる数学の理解不足のためテキストの計算式を理解するのに苦戦しました。

そして、これらの基礎となるコンテンツ部分は、なんと以前書いたライティング記事で使った総務省の家計調査のデータ部分もふくむ、総務省統計局の統計データだったのです。当時は自分でデータの数値を拾いエクセルで簡易なグラフをつくり、記事に添付しました。

統計データを自由にカスタマイズできる「e-STAT」

講座の最後に学んだ「公的データの使い方」ではライティングで役立つと思われる統計データを活用したカラフルなグラフが網羅されていました。総務省統計局の統計ダッシュボードではあらゆるできあがった統計値をもとにしたグラフの基礎をユーザーが自由にカスタマイズし、自分視点のオリジナルの統計グラフをつくり活用することが可能になることがわかりました。

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参照元:統計ダッシュボード:https://dashboard.e-stat.go.jp/

統計データ→グラフ→オリジナルグラフで自由自在

多彩なデータ活用のうちのほんの1部を挙げてみます。例えば、生活時間の棒グラフをクリックすると、自分でカスタマイズできる画面になるので、必要付属事項をプラスすればオリジナルグラフに早変わりです。

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2次活動、3次活動や都道府県(左のボタン)を押せば、全国ではなく都道府県別にみることもできます。

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全国から都道府県別に表示したい場合、中心にあるボタンを時系列から地域別にすればいいことがわかりました。

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一番下のグラフ変更範囲のところは、ドラッグで自由に範囲縮小や限定が可能、2011年と2016年の範囲だけでいいなら、動画でいう切り取り機能もあることがわかりました。


統計データ付きのオリジナルマップもつくれる「e-Stat」

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上記の地図のボタンをクリックすると、ブルーの文字で「jSTAT MAP」がでてくるのでクリック、ログインしないでGIGを始めるをクリックすれば、ログインなしでも活用できました。

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ログインする場合はデータの保存やより複雑で細かな分析ができるようです。統計データにもとづいたグラフやエリアでデータを表示するならログインなしで始められます。講座でもログインなしでデータ付き地図をつくりました。

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最初はグーグルマップでしたが、簡単にクリックだけで国土地理院の標準地図に変化できました。

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平成27年の市区町村を選択し、統計地図作成ボタンをクリック、「統計グラフの作成」をクリックすると自由にカスタマイズできる画面になります。

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調査名の▼を押すといろいろな項目がでてきます。今回は国勢調査をクリックしました。

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年度は2015年、区域は市区町村にすると統計表の候補がでてくるので、今回は人口調査データをつかった人口分布を調べたので、一番上にある「男女別人口総数及び世帯総数」をクリックします。

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指標部分は人口総数にしました。

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指標選択部分をクリックすると、一番下のデータ部分に表示されるので、「次へ」をクリックします。

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集計開始をクリックします。

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人口によって市町村が色分けされたので、人口分布が一目瞭然になりました。

一番上のシマシマ3本横線をクリック、出てきた画面の縦のドット3つをクリックしますと、グラフプロパティがでてきますのでクリックします。

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ここでは、人口の人数の段階について、ランクとしてわけていきます。最初は5ランクですがカスタマイズで10に増やすとよりカラフルになりまるで絵画のような美しい色合いの地図になりました。

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一番上の段ではグラフの種類を選択できます。今回は界面を選びました。ランクが5種類だとこうなります。

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ランクが10だとこうなりました。より分析しやすいのは10のランクだとわかりました。


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ちなみに円グラフならこうなります。円が大きい市町村ほど人口が多いとなります。画像29

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さらに、縦3つの点々をクリックすると、「データ値の地図表示」がありますので、これをクリック。各市町村の人口を地図上に表示することもできました。

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表示する項目は6つまでですが、2つを今回は選択しました。4つほど選択してみましたが、文字で地図が埋め尽くされる現象が起きてしまいました。

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市町村名と人口総数を地図上に表示するのを選びました、するとこうなります。

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これだとせっかく色分けした地図の参照ができませんので、文字の背景のカラーをなしにすると講義でまなびました。

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文字で黒めなので、人口を赤色で書くようにしますと、みやすくなりました。このとき、文字色を「項目別に設定」にチェックをいれるのがポイントです。

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すると、各項目ごとにカラー表示できます。

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みやすくなりました。

統計データを身近に・美しくするのがデータサイエンス~新たなる発見の数々

統計データのままだと数値から読み取るしかありませんが、地図の上で人口数を市町村ごとに書ける技術、一例を今回学びましたがデータをみやすくより身近にアート感さえ感じさせるのがデータサイエンスの醍醐味ではなんだなと。

問題は難しかった

1WEEKまである講座の終わりにはいつも確認テストがあります。テキストと動画をみれば簡単にわかるものもあれば、柔軟性を求められる言葉の綾のような問題も。確認テスト1から3は各5~8問くらいあり、間違えても3回チャンスがあります。最終問題は1回しかチャンスがなく20問もあります。何とか合格ライン60を超えることができました、ヤタッ。

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選択問題を解くコツを発見!

1つ間違えたら次に予測していた答えも間違えているのがほとんど。そのため、初回のトライで間違えたら次の候補をクリックする前に一旦すべておじゃん、すべて解きなおすことをしてみました。すると盲点というか間違いに気付くこと多かったです。

ファーストインプレッションは大事

何度も間違えると、次の問題にとりかかる時、自分のファーストインプレッションを疑いたくなります。そうなると最初の予測つまり最初の理解による答えをよけた考えをもつことに。それは逆効果だということもわかりました。今まで自分が一生懸命学んだ感覚的理解は「間違っていない」部分の抽出に使えます。

①間違っているところを発見する力
②間違っていないところを発見できる力

どちらも大事だと思います。ファーストインプレッションを見失うと②つまり、「普段なら解けるはずの問題がとけない問題」に発展させてしまい、問題をさらに難しくしてしまうことに。

問題もテキストとして解いてみた

解答時間が決まっていないので、わからないな、どうかなと思えば戻って確認することができる講座がgacco。それでもわからない?となることもありますが、そんなときは勘にたよります、いわゆる直観力です。

今更ながらテストってなんだろうと思う

こんなことを言ってしまってはいけないのかもしれませんがふとこの問題を間違えたために合格ラインを下回たときのことも受講中に何度も描かずにいれない状況が続きました。テストを受ける前も後も同じ実力なのに、その時の選択1つで振り分けられてしまう。今は統計をさらに学びたいという思いでいっぱいですがもし、6割を下回ってしまっていたら私は”統計なんか嫌いだ~っ”となっていたでしょう。

君の統計への思いはそんなものだったのかと言われればそれまでですが、もう少し範囲をひろげて、受験勉強におきかえてみるとどうでしょうか。合格ラインを超えることができたから興味を抱き続けられている、興味を抱きつづけるための指標が5択など複数の選択制のテスト。そう思うと選択肢だけ、つまりテストだけで合否を決めるシステムはその域に達しなかった場合、やる気、モチベーションを下げ、対象への興味を失わせるけっこう酷なシステムではないかと。

システムそのものの問題ではない

センター試験の場合、大幅に上回る受験人数の足切り手段としての役割があるのはわかります。ただ、よく言われていますが問題なのはセンター試験に受かるためだけの勉強になってしまうことです。昔、ゼロ点に近かった理数系科目、教科書を開くのも億劫でしたが眺めるだけで楽しかったのでした。いくらテストの点が悪くても、その科目が好きなら続けられるという考え。今の受験制度では「成績がいい=得意。成績が悪い=苦手」となりテストの連続では「成績が悪い=好き→学び続ける」の構図をたてる余裕もありません。そうなると当然、理系ではなく文系に進まざるお得なくなります。

文系理系問題

文系理系問題があります。文系は無駄だという考えです。果たしてそうでしょうか。養老孟子さんは人にはすでに構図が誰にでも出来上がっていると言われています。外部からヒントが与えられ、自分の中にある構図、それは公式だったりしますがそういうのが紐解かれる形で再現されるそうです。

感覚>具現化の順をたどるとすれば、文系でも理系でも感覚の部分は同じで、それを具現化している、できているのが理系だと考えますと、文系でもわかっている人もいるわけです。問題は、どうやって具現化できるようにし、理系を増やしていくかだと思います。

ちなみに、理系なんてつまらないから文系=積極的文系の場合でも感覚でわかっていることがほとんどです。高校など教育課程での文系理系への振り分けは、その地点で具現化できるか、公式で表すことができるか、計算できるかなどデータ処理的な操作ができるか否かでわけられています。そこでは学ぶ≦暗記となっています。つまり、感覚の中にあるときはインプット状態、具現化はアウトプットだとします。アウトプットの方法や操作法があまりよくわからないだけで文系になる場合もあるのです。

理系科目を学びたい気持ちはあったけど、成績が悪かったからしかたな~く文系になってしまったという場合は。中高生の成績の良しあしは、その子によりけりな部分も多いかもしれませんが一方、理数系の真理や真偽をもう一段わかりやすく(今回の講座のように)身近に教えていただくことができていれば、理系に進める人も多かったのではないかと。なぜなら時間内に解くのは苦手だけど、じっくり取り組めばできるケースもあるからです。

答えという点にたどりつくまでの過程や時間に自由度があれば優秀な人材を失うこともなかった、理系>文系の人数になっていたかもしれないのです。今の文系理系問題での理系が少ない問題は、教科書が難し過ぎる問題も一理あると思いました。といいますのは、gaccoの講座もそうですが今は難しい公式もとてもわかりやすく説明してくれているサイトがあることを知ったからです。

環境問題と同じく文系理系問題も人がつくりだしたもの。難しく理解できないような教科書、それをもとにした教え方なら難しいものを難しく教えるので、理数系は難しい、わからないは当然。難しいことがわかるのは少ないので難しいことがわかる理系の人数が少なくなってしまうのは当然。とっかかりの部分のところ、つまり理系分野の参考書の参考書の参考書くらいまでかみくだいて説明してくれれば、理系分野も楽しいねとなり、難しい公式もわかるとならないでしょうか。


大学入試の勉強法はある領域(受験範囲)の集約型(それだけ覚えればいい、それ以外は無駄と考えてしまいがち。実際に捨て問と呼ばれる用語も。)研究レベルになるとベクトルが集約型勉強法ではついていけなくなるため実は暗記しかしていなかったとなり、理系で進学したはずなのに文系だとなってしまう。理系の問題がスラスラとけたので理系だと思っていたけど実は暗記だったということです。暗記だけではダメだけど、暗記なしでもダメな難しい理系ワールド。

テストというシステム、新しい理解を得るベクトルに対して逆で、今ある知識を集約し問題の解答に見合うだけの抽出マストですが、これ単なる答え探しです。テストのためだけの勉強を設定してしまった途端ミクロな世界になり、学ぶから解答のための集約へ焦点がうつり新しい学びを得るベクトルの方向に意識は向かず肩凝りのように凝り固まります。解答という小さな点にフィットするかけらばかりを集めることだけをするので、新しいことを学ぼうとする気持ちつまりチャレンジ力の低下につながります。

暗記だらけの試験

大学受験は理系文系どちらも暗記が重要で暗記が得意、計算が得意なら理系に進めます。実は理系だけどテストの点が悪かった、つまり集約型の勉強が苦手な場合や、もう一段かみくだいて指導してもらえればわかったかもしれない場合、別の視点や別の観点から教えてもらう機会があれば(今回の講座などのように)、苦手分野に興味を持つことも可能になります。〇点以上とれないとダメなシステムは、その科目を好きになる人を増やすテストのシステムではなく、その科目を嫌いになる人が増えるシステムだといえます。

講座の目的は受講者の講座理解なら3回、1回と言わず何度でもやり直せて最終的に6割になれば誰でも修了証が得られるシステムになればさらにいいなと思いました。

何かをするとき~得意・苦手の選択肢だけでは不十分

得意と不得意(苦手)があります。何かを始めるとき、得意と苦手で選択しがちです。ここにはやってみたいは入っていません。やってみたいはまだ得意も苦手もないまっさらな状態です。確率としては失敗と成功は五分五分です。やってみたい+適性→得意になり、かつ適正が努力で補えるものなのなら、何かを始める選択肢として、得意と不得意だけでなく、やってみたいもあってもいいのではないかと新しい発見。

得意、不得意(苦手)だけで決めてしまうと、その人の持っている可能性に蓋をしたままになってしまうこともあるなと。「得意=(やってみたい+継続)の結果得られる状態」。「やってみたい」がなければ得意は生まれないので、「やってみたい」だけではダメだというのはどうかな?と思います。文系理系問題でいえば苦手だけど学び続けたいではダメなのかなと。受験に落ちてもいいならOKだよというなら、受験のシステムって無駄ジャイアントコーンとさえ思いました。さらにいえば、「やってみたい(チャレンジしてみたい)」の中には無意識にその人なりの得意も入っているのではないかとも思いました。全くできないと思っていたら、決してやってみたいとは思わないからです。じゃあ、やってみたいの基準は?となりますがその辺りも考えていく必要もありそうです。そしてやってみたいがなくなったとき、なかなか再現することはむずかしいものです。

テストは達成感を培う手段

小さなテストは、その人の達成感を培う効果を生み出しています。大きな自信は小さな達成感から得られますからね。テストでいい点とれたというのは、実績になり次へのチャレンジにつながります。今回の統計で面白かった1つに、テストの点が80点でほめられ、平均点が80点以上だったために叱られたというのがありました(別の教材だった!?)。偏差値の章だったと思います。相対評価と絶対評価の問題ですね。自分の実力を可視化するための手段とするならテストでいい点をとれたなら自信につながる素晴らしいシステムではあります。どっちやねん、どないやねん、うっせぇわもうとなりそうですが今回の所感はそんなところです。

修了証はどこかしら?問題

ただ、修了証がマイページに表示されていないので、講座画面右隣りに投稿できるチャットで相談。わからないことがあればすぐにチャットで相談できるのが嬉しい。講座終了後に表示されるとのことヨカッタッタカハッピンーターン。目が回る。

では、次の計画実践へコツコツGOします!!!近況報告でした。


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