見出し画像

目標設定に悩むとき

目的が見当たらない、そんな思いに焦るのは当然だ。幼い頃から〇〇になりたいと目的を決定したとする。そんな不動の目的を実現出来た人はかなり少数派ではないだろうか。目的を決めたとして、その地点と同じ世界のままならその夢は持ち続けられる。しかし、トレンド、関心事は自分も世界もどんどん変化していく。したい事がみつからないという場合、傾向ならつかめるはずだ。

例えば、幼い頃積み木遊びが大好きだったとか、おはじきが好きだったなら、おはじきや積み木の重なるガチャガチャ感が好きだということでもある。幼い頃好きだった何かについて、何かが好きだったという事はもちろん、その好きだった事が好きでない場合であったとしても、その好きだった時の状況を思い浮かべながら、好きだった理由みたいなものを掘り下げて考えるといいのではないだろうか。

お絵かきが好きなら、クレヨンを持っている時の画用紙に描いた感覚が好きだ、クレヨンの臭いが好きだった、クレヨンにくっついている紙をはがすのが面白かった、クレヨンの時間の幼稚園の先生が好きだったとか色々ある。その好きだった要素が好きなのだから、作品そのものが下手で絵は嫌いとならず、クレヨンの時間に描いた絵をモチーフにそこから自分なりの好きをみつけていけばいいのではないだろうか。それは適性につながっていく。

医師から漫画家の手塚治虫さんを代表する異業種つまり、何かから何か他の好きを見つけることができるかも知れない。棋士の羽生義治さんは、幼い頃の将棋盤で打った駒の音や感覚が好きだから続けていたということもある。結果だけで好きを見つけるではなく、課程から好きをみつけるというのもアリだと思う。

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?