【現状アンチ活動】ゲイの「謎毒舌文化」に馴染めない私

「ゲイと女の5点ラジオ」というふざけたポッドキャストをやってます。
お時間ある時、ぜひ聞いてみてください。
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こんにちは。しょうちゃんです。

ゲイと言えば「毒舌」みたいなイメージあるじゃないですか。ほら、マツコ・デラックスさんとか。もっと昔を振り返ればおすぎさんピーコさんもそうだった気がしますね。

歴史を紐解くと「新宿2丁目」があるエリアは昔々は赤線地帯。遊郭で働く遊女たちが客の嫌味を上手くかわす為、ウィットに富んだ毒舌を言うことが文化として発展したそうな。

（＊諸説あります。念の為）

ただ、もう2021年ですし、そろそろそんな風に毒舌で自分を守る必要がない世界になって欲しいなという思いを持って書いてみます。みんな怒らないでね。

「あんたブスね〜」を面白がるノンケさんに対して思う事

これは自分が観光バー（ノンケさんがメインのお客のゲイバー）で働いていた時から思っていたのですが、ある程度失礼なことを言っても許されるのは、ノンケのお客さんたちがみな、

「まぁ、何言われてもこの人オカマだからな」と無意識に下に見てるんだろうなと思いながら、日々お客様に向かって「あんたブスね〜」と言っていました。みんな喜んでました。

その時は仕事としてやっていたので割り切っていたのですが、私が「あんたブスね〜」と言って喜ぶ様は、動物園で人間のように振る舞う動物を見て喜ぶそれと同じ構図だったと思います。

なので、「あんたブスね〜」と言ったらマジギレされるくらいが、もしかしたら本当の意味で理解が進み、ゲイを同じ人間としてみている世界なのかな、なんて思いました。

ブスでもないのに「ブスね〜」と言い合うゲイの謎

そして遊郭の時代からの毒舌文化を脈々と受け継ぐゲイバーのノリを嫌がり、若い子がゲイバーに来ないという噂を聞いたことがあります。まぁ、金払ってディスられるって、

冷静に考えたら意味不明ですもんね。ディスを笑えないと「ノリが悪い」と言われ、上手くかわせないと「まだまだね〜」なんて言われた日には消費者センターに電話もしたくなりますよね。

ノンケさんの偏見や差別をいなすための毒舌はまだわかるんですが、ゲイ同士でも毒舌を言い合うのは何故なんでしょうか？これはさっきからずっと考えていますが全然答えが出ません。

一度風呂にも入ってみたんですが、やっぱりそれでも答えは出ませんでした。昔からみんなそうしてるから、それがずっと続いてるだけなのか。それとも何か深い理由があるのか…

（誰か理由を知ってる人がいたら教えていただきたいです。）

私が提案したい「素直に褒め合う文化」

謎の謙遜とか、無意味な毒舌とかをやめて、素直に褒め合うと「今日も楽しかったな」って思えるし、「明日はここを改善して頑張ろう！」って思えるんです。マジで。

私は仲の良いお友達と毎週「ル・ポールのドラァグレース」鑑賞会をやっているのですが、その前に１週間あったことを報告しあって、めっちゃお互いを讃えあっています。

その時間の心地よさと言ったら！お互いの頑張ったことは褒めて、改善点を出し合い、それから好きな番組を見てみんなで笑い合って、それでおしまい。約2時間の集まりですが、来週１週間もまた頑張ろうと十分エネルギーチャージが出来ます。

「無意味な毒舌」の補足

○○｜○○○｜●○
　　　　　　↑
ここに座ってたヤツ、田町で降りました。多分改札前でSuica出すのに立ち止まるし、チャージがないから通れないと思う。
（しょうちゃん）

— ゲイと女の5点ラジオ (@goten_neoobasan) September 17, 2021

「昨日こんなツイートしてたお前が何を言ってるんだ」というお怒りの声が聞こえてきました。すいません。ちょっとだけ説明させてください。（矢印の位置ズレてる…恥ずかしい…）

「私サバサバしてるから〜」と周りが不快になること言う人いるじゃないですか。あれが私のいう「無意味な毒舌」です。誰も得しない。言った本人だけドヤ顔で、周りが不快なアレ。

この「無意味な毒舌」はセクハラと一緒で「言っている方の立場が上」だったりすることが多いので、周りが「笑わざるを得ない」状況で笑っていることが多いように思います。

この説明でもどうにも理解ができないあなたは多分「無意味な毒舌」を言っている側の人間だと思われます。周りの親しい友人などに至急相談をして、改善していただけると幸いです。

終わりに

私は素直に褒め合うことを照れずにできる「オルタナゲイ」として今後やっていきたいです。50年くらい続けて、それが一つの文化になったらいいなと本気で思っています。

私の文章力が乏しいばかりに、純情な感情が1/3も伝わっていない気がしています。伝えたい思いはこんなにも溢れているのに…ねぇ上手く言葉にならない…（突然の浜崎あゆみ）

拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。私の魂の叫びが少しでも届いたら嬉しいです。週末お休みの方も、お仕事の方も、みんな一緒に頑張りましょうね〜🌞