魔導技能士についてあれこれ[アイデア①]

そもそも魔導技能士とは

魔導技能士は、資格取得の必要を有する職種であり、ジャンルごとに細かく分類される。
例えば重いものを魔力によって運ぶ、物体を生成する、物体を操る、など、魔法を用いて大きなことを為す際には必ずと言っていいほど魔導技能士としての資格が必要になる。

魔法の概念について

魔法、あるいは魔力は、ほとんど全人類に扱えるものであり、教育機関では必ず扱う。
魔導技能士としての資格は専門職的な技術を要するものがほとんどだが、基礎的な魔法は『免許』という形で、取得義務がある。
個々に出力値が存在し、毎年測定する。またその出力値には超過抑制義務があり、規定値を超えた者は厳しく罰則を受ける。

魔導技能士としてのジャンル

  • 術式魔導士・・・術式を書くための道具を用いて魔法を使うため。杖やペンなどの道具が必須になる。公式から導いて様々な応用ができ、物を介す分エネルギーは少ないが、術式内容を間違うと発動しないこともある。
    職人向き。大きい魔法に発動は時間がかかる。
    かなり創造的で、日々新たな術式が生み出されている。

  • 詠唱魔導士・・・言霊を用いて詠唱する。自身を介すのでエネルギー量は大きいが、その分大きな力を使うことができる。一言でも強い効力がある。さまざまな流派があり、詠唱の内容も多種多様。出力は個々の魔力量に依存する。詠唱なしでも魔法を扱うことは可能だが、危険度が高い故に基礎教育課程での試験と免許取得、詠唱義務が課される。
    詠唱は単純なようだが熟練も必要。使おうと思えばいつでも使えてしまう魔法のため、法制もかなり整得られている

  • 媒介者・・・石や草木など、ありとあらゆる物体を媒介にする。相性のよい物体などもあり、大きくは5種類に分けられる。場合によっては自然にもできるので、あまり着目はされないが、世界の根幹に関わりうるため出力制限がかけられている。
    基本的に全ての人間は5種に分類される物体全てを媒介にすることができ、これを基礎として詠唱、術式などと掛け合わされる。
    種族によってはいずれかの物体をかなり強く扱える者もおり、宗教的な結びつきも強い。

  • 変幻者・・・自分の姿を別の生物に変えることができる。骨格から変わるため、誰にでもできる芸等ではない。主には遺伝などの種族的なものであり、変われる生物は一種のみである。人から狼や馬などの生物に変わる。媒介者と同じく、種族的な側面が強く、法による整備はほとんどされていない。
    基本的には変幻者としての登録義務があり、都市に住む変幻者はほとんど皆登録されている。開示義務はない。

ざっくりとアイデア。
以降はこの世界における法律や、職業についても考察を深める。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?