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やば畑

畑がやばい。

もう、何がなんだか。
「草がすごい」とかそういうのは、もう毎年の通例行事なのでどうでも良いとして、「農家」としての畑が完全に機能停止している。

どれが"野菜"かわかりますか?

「農家」って、深堀りせずに考えれば「野菜をつくって売るひと」って感じだと思うのですが、この畑には肝心な「野菜」が、ほぼ無い。

いろいろ悩み、考え、なんだか迷宮みたいなところに迷い込んでしまって、もう笑うしか無い、みたいになっている。

ただ、いわゆる"野菜"はほとんどないんだけれど、自分にとって、「愛すべき命たち」みたいなのが、めちゃくちゃ豊富にある。

例えば、上の写真の中には

・シュンギクのお花、種、葉っぱ
・コマツナの種
・スティックブロッコリーの種
・イチゴの苗
・ニンジンのお花、種

なんかが写ってる。
どれも、いわゆる"野菜"ではないのだけれど、どれも、レッキとした”野菜”ということになる。

これらを「命」と見るか「商品」と見るかが、なんというかこれからの「食べもの」を世の中に届けるポイントだと思うのだけれど、なかなかこれがむずかしい。ほんでもっておもしろい。

大好きセンパイに「今の畑、めっちゃおもろいんですが、売るものなくてめっちゃ死にそうです。」って話をさせてもらったんですが「うまくいかないのって、見てて面白いから、そのまま続けたら?」って言われたので、なんとかこの"やば畑"をもうひと踏ん張りいってみます。笑ってもらえたらうれしいです。

スギヤマ



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