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わかると面白い米大統領選 #2

トランプ大統領(現職)と今年の11月に選挙を戦うのは民主党の誰になるのか。上位5名の有力候補者のプロコン(良い点と悪い点)をざっくりと説明していく第二弾。

主観も垣間見えるが悪しからず。

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3:エリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)

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70歳。緻密な計画を披露する前期高齢者のおばぁ。

こいつに投票する理由

ーヒラリー・クリントンがなしえなかった女性大統領!新しいアメリカの歴史に新しい一ページを刻むために。

ー富裕層からガシガシお金をとる目玉の2セント政策は、富裕層の資産の2パーセントを徴収するというもの。貧しい人にもっとお金を!

ーウォーレンは父が病に倒れ専業主婦当時50の歳の母が最低賃金で働きに出る様子などを目の当たりにしている。酸いも甘いも知っているから格差辛さもよくわかる。

ー大胆かつ細かいマニュフェストを掲げる。だから急速にかつ口だけじゃない政治を行ってくれる。

こいつには投票できない理由

ー格差是正はウォールストリートで儲ける富裕層に属する俺としては、バーニー・サンダースと同様に俺らの努力して稼いだ金を奪ってばらまく人。

ー数字とかまで出したマニュフェストはわかるけど、額面でいうだけで根本的な思想とか格差を当たり前にする社会は数字とルールじゃ変わらない。サンダースの方がいい!

4:ピート・ブティジェッジ(Pete Buttigieg)

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38歳という若さ、同性愛者であることを公言する異色のおじちゃん。

こいつに投票する理由

ー同性愛者であることを公言している。マイノリティを守れるのは、その気持ちがわかるのは、マイノリティの中にいるこいつだけ。

ーハーバード⇒オックスフォード⇒マッキンゼー、、、シンプルにめちゃめちゃ頭いい。能力ある若者を大統領に!

ーアメリカの田舎で市長をしていた頃、シャッター街を再生させるなど経済復活の実績が目に見える形である。

ー海軍所属、アフガニスタン駐留経験がある。身を挺して国を守る覚悟のある若者。政治の世界でその覚悟を見せてくれ!

こいつには投票できない理由

ーいい大学出たエリートって要は貧しい人の味方なんかしてくれないってことなんだろ?

ー市長時代に白人警官が黒人を撃ち殺した事件をもみ消そうとしたらしい。何が経済の再生だ。

5:マイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)

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ジョー・バイデンとタメの77歳。スーパー金持ち。

こいつに投票する理由

ー民主党の中でバトルが過熱するのはいいけど目的は妥当トランプ。現職政治家じゃない外からの風が必要なんじゃないの?

ー今でこそ大金持ちだが、一度は超大手企業から唐突にクビになったことも。どん底から這い上がる、このバイタリティが大統領には必要!

ー実は昔ニューヨークの市長経験がある。実業家らしいデータを駆使した政策で着実に実績を出したとか出してないとか。

ー市長時代ニューヨークで無実の黒人が多く道端で”職質”される状態を見過ごしていた。これに対し最近の集会で深く謝罪していたのを見ると過去の過ちに対してもごまかしやいいわけではなく真摯に向き合う人かも。

こいつには投票できない理由

ーただの思い付き大金持ちおじさん。ちゃんと政治の道を知り尽くした人が何人もいるんだからそっちから選ぼう。

ー金がある人間っていうのはどうやらそれを過信しがち。持ち金で政治がどうにかなるとは思うなよ。

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ドナルド・トランプは、ここ日本においても嫌われる理由に事欠かない大統領だ。少しでもやつに不満のある人、変えたほうがいいと思う人、悪いうわさを聞いた人、、、


じゃあ次はだれになればいいのか。

日本に住んでるから関係ないよね、そう思う人は年々減っていっている。

知らないしどうでもいいでは、あなたが損をするかもしれません。

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以上

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