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シニア世代の就業に関する意識調査について

シニア層のキャリアに関しての意識調査結果がIndeedから出ていたのでそれについてまとめた

「シニア世代の就業」に関する意識調査を実施 50代~70代の約6割がシニア期も働く意欲・必要性を持つ一方で、9割以上が不安や課題あり


▼50代~70代の半数以上がシニア期も「働きたい」「働く必要がある」と感じている。
▼その中の9割以上がシニア期も働くことに対する不安や課題を抱えている
▼半数以上がシニア期の働き方について具体的な検討・行動を始めている

50代~70代の半数以上がシニア期も「働きたい」もしくは「働く必要がある」と感じている。
50代から70代(1,800名)に、シニア期に働きたいかどうかを尋ねたところ、全体の58.3%が「働きたい」もしくは「働く必要がある」と回答した。

50代が75.5%と非常に高い。60代で58.3%、70代でも41.0%と
シニア期の就業への意欲や必要性の認識は高い

実際に高齢就業者数は増加し、2020年には906万人と過去最多となっている


仕事の内容については、シニア期は「収入よりもやりがいや社会貢献を重視した仕事をした方がいい」と考える人は全体の半数以上。

年代が上がるほどやりがい重視の仕事への興味は高まり、
50代で49.5%、60代で56.8%、70代で67.7%。


▼9割以上がシニア期も働くことに対する不安や課題を抱えている
Indeedでは「70代」をキーワードとした検索数は、2017年2月と2022年同月を比較すると53.7倍。前年同月との比較においては毎月検索数が伸び続けており、70代の仕事探しの需要が急激に高まっている。

しかし働く意欲・必要性がある人のうち、92.7%が働くことについて不安や課題を抱えている。
不安や課題について上位に挙がったものは「健康状態が維持できるか」(59.6%)、「働くための気力を維持できるか」(38.5%)、「肉体労働に耐えられるか」(28.1%)でした。精神的・肉体的な健康や意欲の維持に不安を感じる方が多いよう。


▼2割以上が「仕事が見つからなさそう」という理由で具体的な検討・行動を始められていない

実際の動きとしては、シニア期も働く意欲・必要性があると考えている人のうち、22.6%は働き方について具体的に検討していない。

具体的に検討できていない理由としては「年齢が理由で仕事が見つからなさそう」がどの年代でもトップに。

高齢就業者を主な産業別にみると、「卸売業,小売業」が128万人と最も多く、次いで「農業,林業」が106万人、「サービス業(他に分類されないもの)」が104万人、「製造業」、「医療,福祉」がそれぞれ92万人などとなっている。

各産業の就業者に占める高齢就業者の割合をみると、「農業,林業」が53.0%と最も高く、次いで「不動産業,物品賃貸業」が26.4%、「サービス業(他に分類されないもの)」が23.0%、「生活関連サービス業,娯楽業」が18.7%などとなっている。


雇う側からすると、シニア層は「教えるのが難しい」や「仕事のスピード・正確さが不安」というイメージが沸きやすいのは事実かと思う。
若い人の中に混じって仕事を覚えてこなすということは働く側にとってもストレスになる場合もある。。
それでもシニア層は考えている以上に若い場合もたくさんあると思うので経験者や経歴によっては年齢を問わないなどの幅の広げ方をすれば、年齢層高い人たちで人手不足を賄うのも案の一つとしていいと感じた。

余談ですが、前職で直接一緒に仕事をしたことはないのですが、80代のエンジニアの人がいてちょくちょく記事に取り上げられたりしていた。
https://type.jp/et/feature/17269/
私自身もとても好きな記事で読んでいてやる気が出るのでシェアd( ̄  ̄)


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