米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿100
米国株の師匠🍅アウトライヤー様からの寄稿🍅第100回を全文無料で皆さまにお届けします。
第99回から続く
個人的に間違っていましたと間違いをここで認めます
第93回の寄稿で~こう述べました。
「昨日、S&P500 を見ると、1月23日月曜日の引けが4019レベルでした。昨年の8月のように、僕個人は、ここから、ざっくりこの辺のレベル、もしくは、この上50ポイントないし50ポイント強、上くらいのところのレベルも頭に入れつつ(正確に数字を言い当てる事など出来はずもありませんが(笑))と考えながら、このあたりの水準は、ショートする機会であり、もしくは、ショートを積み増す機会なのかなあと考えておりました。僕個人はそう思って考えていたという事です。ここのところ、そしてまた昨日も思った個人的希望と感想を本日の寄稿で述べています。」~第93回の寄稿から
第93回の寄稿では、自分からあえて、インデックスの具体的なレベル感を用いて、個人的希望と感想を述べましたので、その個人的希望と感想について、今日のマーケットを見ながら、それは個人的に間違っていましたと間違いをここで認めます。S&P500の今日の高値で見ると自分のイメージしていたレベル感から100ドルないし120ドル上があったわけですから、言い訳無用だと自分に対して思っています。
失敗したら、間違いを認めて、仕切り直して、何度でもやり直します
この寄稿で述べて来ました通り、失敗したら、間違いを認めて、仕切り直して、何度でもやり直します。「そんな事もあら~な」と思いながらやってます。そして、それが許される限り、出来得る限り、間違ったら、何回でも、仕切り直して、やり直します。
自分自身に対して、No Bullshit!No f*** excuse!(くだらないこと無し、言い訳無用)で生きて来ましたから(笑)。
朝から、英語の言葉が不適切で申し訳ありません。f~fワードにつきましては、これはここで英語を説明するために、あえて申しておりますが。言葉にして書く場合は、fuckとかfuckin'と、そのままの言葉を僕の場合、書く事はありません。出来る限り、必ず、fとします。***を使用しています。ただ、書き言葉と話し言葉は異なりますから(笑)。
同様に、ここでは、英語を説明するために、Bullshitと書きましたが、ツィートなどする場合は、Bulls**tとかにしています。(笑)ただ、話言葉になった場合、こういう言葉は、たま~に(笑)?、たま~にかどうかわかりませんが(笑)、使用する事はあります。
マーケットに対する、思考、目線、見方がこれまでから変わるかというと、それは、ないですね
その上で、マーケットについては、仕切り直しながら、少し客観的に見ながら。マーケットに対する、思考、目線、見方がこれまでから変わるかというと、それは、ないですね。これまでと変わりません。これまでの寄稿で述べましたが、僕の場合は、まず、そんな簡単に思考や目線を変える事はできません。今日でもそうですが、今日のように一度上に行って吹くところまで吹いて、それからその後、時間の経過と伴に、下がるのかな、くらいに思っています。そりゃ、自分の見立てと違って逆に行く事はあるでしょうが、基本、下がると思っている思考に変わりはありません。これは、僕は、モルガンスタンレーのチーフ・ストラテジスト、マイケル・ウィルソンさんと目線を合わせているからです。
ラリーは潜在的だましになる
この先の業績を見て行った時に、すでに、2023年通年の利益成長率(増益率)、現時点で、ゼロ成長予想。この先、さらに下落方向予想。向こう2四半期くらいについては、ネガティブ領域突入という予想を一部のアメリカの機関投資家さん、持っておられるようですし。僕が目線を合わせているモルガンスタンレーのストラテジスト、マイケル・ウィルソンさんの2023年のS&P500の1株当たり利益予想、ひとつ以上、複数のシナリオがあるようですが、$195ですとか、$180ですとか。昨日も明確に、最近のラリーは潜在的だましになるという主旨の事を悲観的なトーンとともに述べておられました。その理由は、今後、企業利益の落ち込みが続くという事です。
バリュエーション(P/E multiple)というものは、EPS(Earnings per share)(1株当たりの利益)~そのEPS Growth、1株当たりの利益成長に基づいています。
企業利益の減少と共にバリュエーションの縮小がみられるであろう事は、この寄稿やスペースで過去に繰り返し何度も述べてきました事です。
ISABELNETさんがシェアしてくださったモルガンスタンレーの先行Earnings指標です。
すごく面白かったので引用させて頂きました。Ponzi Financeさんがシェアしてくださいましたツィートとチャートです。
まず、お名前が、Ponzi Financeさんという事で、お名前が笑いを誘います。
Ponziというと投資詐欺の一種であったり、たとえば、ねずみ講のことを、英語では、Ponzi schemeとかPonzi scamなどと言いますが、皮肉をもって、わざと意図的に、お名前にかけておられるのかなあと好奇心を持って拝見させて頂いておりました。(笑)
*Ponzi scheme~投資詐欺の一種です。出資金を運用し、その利益を出資者に(配当金として)還元する」などと嘘を言って、実際には資金運用を行わず、後から参加する出資者から新たに集めたお金を、以前からの出資者に向けて“配当金”などと偽って渡し、さも資金運用によって利益が生まれてその利益を出資者に配当しているかのように装う詐欺。
そしてバブルのステージについて、チャートを持って解説してくださっております。部分引用~{私達がスーバーバブルの「正常に戻る」(非常に異常な)段階にある今、より明白だ。この段階では、バブルを追いかける者の傲慢さが戻ってくる。心に留めておく重要な事は「常に下落の前にプライドが来るってこと」}
それで、このチャート。ブルーの丸で囲んでいるところが「正常に戻る」(非常に異常な)段階です。その後、下に行くに従って、まず、「恐怖」そして、「降伏~パニック売り」そして「絶望」という具合に解説してくださっております。(笑)
単に、面白いので引用させて頂きました。
これは、逆イールドになっている事自体云々より、その逆イールドの度合い、その深さについて述べています。リセッションになった時に、それがどれほど悪い状況かという感覚を与えてくれるというニュアンスで、Markets & Mayhemさんがシェアしてくださったツィートとチャートです。
Game of Tradesさんがシェアしてくださったツィートとチャートです。
これだけ逆イールドが深まった時というのは過去はリセッションになってきましたよという事を伝えているチャートです。グレイの箇所がリセッション時です。
英語を英語で考える
この寄稿を読んでくださっている皆様、いつも大変ありがとうございます。
感謝申し上げます。
日本で、そして日本以外の場所で読んでくださっておられる皆様がいらっしゃると推察致しております。ありがとうございます。
冒頭で、本日は、あまりよろしくない(笑)英語の使用となりました。(笑)
僕の場合は、英語を日本語に訳して考えるという事は、人にその事の意味を直接尋ねられたという場合を除いては、ありません。英語は英語でそのまま考えております。英語を英語で考える、です。アメリカの事、アメリカの経済ですとか、金融政策、アメリカ株のことにつきましては、日本語になったコメントを読むことも、めったにありません。投資銀行時代は、日本語になったコメントも読んでいました。
英語については、たとえば、TOEFL(Test of English as a Foreing Language)という試験をお受けになった事がある皆さまも、いらっしゃると思います。TOEICではありません。それとはまた別の試験です。すごく基本的な事にすぎませんが、このTOEFL(Test of English as a Foreing Language)の試験を受けられたことのある皆さまであれば、それは良くお分かりになると思いますが。この試験を受けている時に、英語を頭の中で日本語に訳して考えていたら、その与えられている試験時間から考えて、大幅時間超過になり、間に合わないと思います。実際、間に合いません(笑)。僕らの時代とは異なり、現在は、様々にまた変わっているようですが、英語はそのまま英語で考えるのがよろしいかと僕個人はそう思っています。
マーケットの話に戻りますと、「1月が良い年というのはその後もその年ずっと良いんだあ~」というアメリカの方のコメントもいくつか耳にしました。(笑)それは、そうかもしれませんけど、それは、他のどの月を用いてもアメリカ株については言える事です(笑)。耳にするのは、いちよう、であいがしらのように耳にしてしまいましたが、それを真に受けてはいません。(笑)
弱気な姿勢、下落がこの先ある、に何ら変わりはありません。
もちろん、間違いについては認めます。それは、聞かれもしていないのに(笑)自分から具体的なインデックスレベルを第93回寄稿で述べたからです。それはそれ。これはこれと致しまして。
僕のマーケットに対する弱気な姿勢、下落がこの先あるであろう事、これまで過去100回の寄稿で述べて来た思考、見方、目線に何ら変わりはありません。
第101回へ続く
最後に …
これからもアウトライヤー様からの寄稿🍅を皆さまにお届けするつもりです。
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関連スペース
11月27日 第1回スペース 2時間
12月18日 第2回スペース 2時間20分
12月22日 第3回スペース 12分間
12月24日 第4回スペース 20分間
12月30日 第5回スペース 20分間
2023年1月19日 第6回スペース 8分間
関連note
私、アウトライヤーは、OUTLIER とは関係ありませんが、
OUTLIERは素敵な商品です
OUTLIER 「相乗的にパフォーマンスを高める食品と栄養素を集約。」
🍅🍅
弟子のNEOさんへ
アウトライヤーより。外れ値です。でも異常値ではありません。
笑って許してくださいね。ごゆるりとお時間ある時ご覧になってください。
背景にある経歴:80年代後半から、ペインウェバー証券会社、メリルリンチ証券会社、ベアー・スターンズ証券会社等々の外資系証券会社東京支店法人営業部門に勤務。外資系企業生活で24年の歳月が流れました。
ペインウェバー証券会社ニューヨーク本社にて、2名のメンターのもと、米国株式業務を基礎から習得。なぜ、2名だったかと言いますと、フロントオフィス業務用に1名=MIT出身のトレーダーで数学者、バックオフィス業務用に1名=米国では名の知れたバックオフィスの専門家でした。当時、NY証券取引所にもしばしば、足を運び、入り口から出口まで、叩き込まれました。その後、日本国内の機関投資家向け外国株式営業に携わり、メリルリンチ証券会社とベアー・スターンズ証券会社では、それぞれ東京支店法人営業部門外国株式営業部長として、東京、ニューヨーク(ウォール街)、ロンドン(シティ)を中心に、アジア諸国も含めて、世界中を飛び回りました。グローバル株式・金融業務に従事する上で、メリルリンチ証券会社では、当時のメリルリンチ・グローバル株式営業部門におけるアジア地域2名のグローバル・エクティ・コーディネーターの1人として、米国株式を中心に、グローバルに株式業務推進役の職責も兼務。(この時とっても楽しかったです)
2012年2月に外資系企業生活を終えました。
同2012年年春から、日本企業の顧問に就任。
一貫して、この30年超の期間、何度も何度も現地に足を運び、そこにいた人々と直接仕事をした事を含めて、アメリカの金融政策、アメリカの株式市場を見つめてきました。
🍅注意事項
①不特定多数の者により随時に、誰でも閲覧可能な無料記事です。
②投資助言行為に該当するアドバイスは行いません。短期動向や個別の運用相談に関するご質問へのご回答は一切行っておりません。
③投資の最終決定はご自身のご判断と責任でおこなってください。
④『日刊宝の山』『アウトライヤー寄稿』は利益を保証するものではありません。
サポート🍓本当にいつも有り難うございます。