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語学留学に行く前に取り組むべきこと

本記事は、これから短期で(1~3か月程度)語学留学に行く方向けの記事です。折角、留学に行くのに、「なんの成果も得られませんでしたぁあ」となることだけは避けたいですよね。

しかしながら、私の周りをみると、短期の語学留学では、語学力が向上していない人も見受けられます。そうならないようにするためにはどうすればいいのでしょうか。

私が、学生時代に語学留学に行った際の経験を踏まえて、お伝えできればと思います。留学を少しでも有意義にしたい方は、ぜひ続きを読んでください。

結論から述べると、「留学前にTOEIC850点を超えるレベルに到達しておく」ことがとても重要です。
「え?英語力を伸ばすために留学するのに、TOEICの勉強が必要ってどういうこと」って思われると思います。

なぜ「留学前にTOEICの勉強」が必要か

理由は明確です。「ある程度の英語力がないと、短い語学留学の期間を有効に生かせないから」です。
私がこれまで英語が日常で問題なく話せるようになった人を聞くと、おおよそ8~10か月程度は留学している人が多数でした。つまり、1~3か月程度では日常会話をこなすレベルの英語に到達しません。

では、どうすれば語学留学が有意義なものになるのでしょうか。それは、留学先でたくさんの英語を吸収できることです。そして、英語を吸収するためには、英語を吸収するための「基礎」が必要です。この基礎がないと、いくら英語を聞いても聞き取ることができず、成長できません。ある程度英語が聞けるレベルになると、英語を吸収できるようになると考えます。

他のことで例えてみましょう。数学の問題で、小学生がいきなり微分積分を出されて解けると思いますか?無理だと思います。足し算、分数、一次関数と徐々に学んでいくので、高校生ぐらいになると微分積分ができるようになります。
英語も同じです。基礎力がないと、ネイティブの早口の英語を聞いても聞き取れません。折角、留学するのですから、ネイティブの日常会話や俗っぽい表現も聞いて使えるようになりたいですよね。そのためには、ネイティブがさらっと言ったことを、その時意味が分からなくても単語が聞き取れるレベルにはなっておく必要があります。

留学前にTOEIC850点を狙え!

この基礎が身に付いた目安としてTOEIC850点程度が、良いと私は考えます。
ここで、「TOEIC850点超えてるって、それはもう英語話せる人なんじゃないの?」という声が聞こえてきそうです。
しかしながら、実際には、TOEIC850点程度では話せるレベルではありません。やっと英語を吸収できるレベルです。
念のためお伝えしますが、英語を話せる人でもTOEIC850点程度の人はいます。その逆、TOEIC850点だから英語を話せるわけではないというところがポイントです。これは、TOEICのテスト特有の問題です。

なぜ英会話ではなく、TOEICなのか?

ではなぜ、TOEICなのかというと、以下3つの理由からです
1.点数という明確な目標設定ができること
2.短期決戦で点数が伸びるため、モチベーションがあげやすいこと
3.試験の頻度が多く、価格も他の英語テストに比べて安価であること

1.まず、明確な目標設定ができないと、自分が成長しているのかわからず、頑張ることができません。例えば、英会話スクールやオンライン英会話を実施したとしても、どの程度英語力が向上したかわからず、留学前の準備として英語力が向上したかわからないですよね。

2.次に、短期決戦で点数が伸びるということも大きいです。2,3か月本気で毎日取り組めば、200点程度なら簡単に伸びます。英会話力といった、様々な能力が複合して求められるものは短期では伸ばしにくいですが、TOEICという決まった形式、決まった教材であれば、集中して取り組むことで、点数が十分に上げられます。

3.最後に試験のハードルが低いことが挙げられます。この記事を読んでくださっている方の中には、2か月後ぐらいには留学するよといった方もいると思います。そういった方でも、今すぐTOEICを申し込んで、勉強を開始すれば、留学前に点数を把握することができます。他の英語力試験だと、ここまで簡単に受けることができないため、効果測定がしづらいです。

最後にもう一度大事なことを述べます。
短期留学されるかたは、必ず英語の基礎力を身に着けてから行くことをお勧めします。そのためにTOEIC850点をまずは目指しましょう。

ここまで読んでTOEIC高得点を狙いたくなった方!ぜひ、こちらの記事も参考にしてください。私が2か月でTOEIC900点に到達した方法を伝授しています

ではまた~。


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