見出し画像

沈丁花

この季節になると沈丁花の香りにうっとりする

と言っても、沈丁花の香りと知ったのは去年の今頃だっただろうか。

代々木上原駅からパドラーズコーヒーへ向かう坂道に、
いい香りのするおうちがある

あれ、これは秋に香るあいつか!?

あいつは、春にもいるのか!?と心をときめかせ、心拍数高めに通り過ぎたが、

これは沈丁花というらしい。


今日は、久しぶりに代々木上原にきた。

あの坂道のお家から香る沈丁花に心弾ませ、人通りがないことを確認して、
マスクをすっと外した時にほのかに香った沈丁花。


だいぶ、去年よりイメージは薄め。

私は、金木犀の方が好き。

なんて沈丁花に言ったらかわいそうだ。

もしかしたら、誰かの思い出が詰まった花かもしれない。

毎年あの人を思い出して。と言わんばかりにこの季節を楽しみにしているのかもしれない。


ちょっと花の皮が強そうな沈丁花。

最近好きなものは、栗原はるみさんのインスタグラム。

だいたい朝の投稿で、美味しいお菓子の投稿がそそられる。

その投稿とともにいつもついているのが、亡くなった旦那さんにまつわる#タグ。

いつも旦那さんを思い出して、美味しいご飯を作って、
見えない誰かに投げている投稿にいつもキュンとする。

きっと夜だとセンチメンタルどころじゃない心情になるものも、朝に見るとあなたがいない寂しさとともに、食を通じていつもそばにいる。そんな気持ちにさせてくれる。

あとは、和田レミさんと和田誠さんの夫婦も好きだ。

とりあえず今日はこんなところで。
花粉症なんてスキップしちゃってちょっと散歩して気分よく過ごそう。

2021.03.10
nengyuan

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?