星になりたい

本当に馬鹿な話。
私がこの世を去ろうが、
どうせ、高い雲の上で煌めくお星様にも、朝日に照らされて、朝露で輝くお花になんかなれないことくらい、分かっている

好きな音楽も、響かない、うるさいって親の言葉がフラバして、じっと聴いていられない
遠方からの手紙の返事を受け取っても、何も感じない
庭に咲くさまざまな花にも、実を言うと、興味が薄れている

再び、空虚な日々に心を蝕まれている

死ぬことを考えても、もう、涙、出なくなっている
「死にたい」と流す涙は、生きるためだと言い聞かせてきたけれど、
泣き過ぎて枯れちゃったのかな

まぁ、それが私が望んだことだからいいけれど

最近は変に冷静になってしまって、死への恐怖が日に日に透明度を増していく、消えて無くなる日は近いのかな
いずれ迎える死を、もうひとりの私が、ただ傍観している感覚

体中の痛みから解放されたい
この痛みの一部は自殺未遂の後遺症でもあるから、自分でしたことだから、やっぱり自分のこと責めちゃうよな、飛び降りた瞬間の感覚、二度と忘れることは無いんだろうな、毎日毎日悔やんでいる

でもほんとに自殺する勇気は無いんだね、ね？それでいいんだよ、また失敗したくないし、これ以上後遺症増えた姿は想像すらしたくない

ところで、「無償の愛」って何だったんだろう？家族愛って、結局何だったんだろう？
最後にそれだけは知りたい
愛情には、相応の対価が必要だって幼少期から思っていて、でもそれが普通では無いって最近知ったから

勿論、私は愛されて育った自覚はある
親が悪いだなんて、思ったことは今まで1度も無い
でも、私はタダで存在しちゃいけない子だって、親の期待に応えられないダメな子だって思いながら、ずっと劣等感を抱えて生きてきた、
それらを笑顔と天真爛漫さの中に押し殺しながら、何とか死なずに生きた

でも、もう限界みたいだ

作り笑いはもう疲れた
元気はない
もう頑張れない

この世の全てに永遠にさよならしたいのが本音、心の叫び
それでも生きると決めたから、生きれるところまでは、ちゃんと生きて、死なずに、笑ってみせるね

増えていく薬に絶望しながら、またいつものように、「死にたい」とうわ言を呟きながらおやすみなさい

明日は希望の朝日でありますように

痛みと希死念慮が少しでも楽になって、平穏な一日が訪れますように

　                                                 
2022/08/13