noteで公開している小説「無意識」。
音楽小説なんていうものがあるのかどうかわかりませんが
一応(一応?)全編に音楽が絡んでいるお話です。
話の中で、彼らが作っていく音楽。
お店に流れている BGM
そして誰かがイヤホンで聴いている音楽。
様々な形で音楽が登場します。
で、それ以上と言ってもいいぐらい
何でもない日常に隠れている「偶然」とか「シンクロ」
読んでる方は(傍目からは)気づいているのに、本人たちだけ気付いていない大小様々な奇跡があちこちで顔を出す、それをひとつでも多く見つけて欲しい
という
「間違い探し」ならぬ「シンクロ探し」のゲーム感覚でも楽しんでいただける話をこれからも作っていきたいと思います。
そのひとつ。
まだまともに会ったこともない者同士が「同じ癖」を持っている。
「空の章」第5話で登場する北里泉と
同じく第6話で登場する南田海は
「イヤホンで聴いている(もしくは頭の中で回っている)曲に合わせて歩く」
という共通の癖がありますが、本人たちは全く気付いていません。
そして、「空の章」第5話と全く同じ日を別角度から描いたのが
最近アップした最新話「泉の章」第2話です。
フレンドシップの階段を降りる泉を、空が追いかけるシーンは両方の話に出て来ますが、具体的にどんな足音だったのか。それは「泉の章」になって初めて明かされています。
トトン
トトンットトン
・・・
ちょっとずれているかも知れませんが、
このリズム
ある曲に合わせています。
この日、泉が聴いていたのはミスチルのファーストアルバム。
何の曲かわかった方はいらっしゃいますかー?
そうです。
実はこれです。
こんな、細かいところにも注目して読んでいると
まだまだいろんなものが出てくるかも知れません。
暇な時に、ぜひぜひ探してみていただけたら嬉しいです!
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