ボイストレーニング、ボーカルトレーニングの違いってなに?
こんにちは。
今日も大宮はいい天気です。
いかがお過ごしですか?
私はレッスンの合間に入ったバーガーキングにて。
流れている有線が青春時代だだかぶりでノスタルジーがダダ漏れているところです。
USEN Bー20チャンネル、いい仕事をしております。
さて、今日は「ボイストレーニング」、「ボーカルトレーニング」の違いについて少しおしゃべりをしたいと思います。
以前に比べてよく耳にするようになった
「ボイストレーニング」、「ボーカルトレーニング」という言葉。
YouTubeは既にボイス、ボーカルトレーニングのチャンネルが飽和状態となっており、あらゆるボイストレーナー、ボーカルトレーナーが鎬を削っております。
しかしボイストレーニングとは?ボーカルトレーニングとは?と疑問に思ったことはないでしょうか。
一体何が違うのでしょう?
ボイストレーニング(人の声の訓練)とは
ボイストレーニングとは、
発声時に効率的な筋肉や声帯の使い方を習得し、
聞き取りやすく印象の良い声の出し方、話し方にするための訓練。
また発声時に必要な筋肉を鍛えるための訓練です。
人間は肺の周りの筋肉、横隔膜を動かして空気を取り入れ、吐き出しながら声帯の周りの筋肉を使うことで音域を調整し、声帯を振動させ、同時に舌の筋肉、顔の筋肉を動かして母音、子音を使い分けることで言葉を発します。
これは大変な事です。
なんて忙しいんでしょう。
さらに人間は言語によって表情筋や舌の筋肉の使い方、さらには使う音域も使い分けるのですから、本当に器用な生き物です。
こんなことは霊長類でも人科ホモ・サピエンスしかできないのではないでしょうか。
日常生活では歌ったりするだけでなく、人と会話をする機会の多い方も沢山いると思います。
各シーンに合わせた話し声のボリュームやトーンで人とのコミュニケーションを円滑にする為にも、ボイストレーニングは役に立つのではないでしょうか。
ボーカルトレーニング(歌唱の訓練)とは
ボーカルトレーニングとは、
歌う上で必要な音程、リズム、安定性、表現力などを鍛えるための訓練です。
よくカラオケの採点機能で出てくるあれですね。
既存の歌を歌う時、また楽器が奏でている音にメロディーを乗せるときには音程、リズムといった最低限守らなければいけないルールがあります。
既存の曲では既にリズム、メロディー、歌詞が決まっているので、
そこからあまりにも外して歌ってしまうと曲として成り立ちません。
また、バンドなどで楽器隊が演奏をしているところにメロディーを乗せようと思った場合、音程と噛み合わないリズム、メロディーで歌ってしまうと聴き心地の良くないものになってしまう可能性があります。
決められた音程、リズムをしっかりと認識し、崩し過ぎずに歌うことが歌う上ではとても重要です。
が、歌にはさらに歌詞というものがあります。
歌詞をどういった気持ちで歌いたいのか、どう表現したいのかにルールや正解はありません。
と私は考えます。
歌う人間がどう歌詞を飲み込み、解釈し、表現したいのかが重要なのです。
それがしっかり人に伝わるように声に乗せる為に、ボーカルトレーニングは役に立つのではないでしょうか。
ボイス、ボーカルトレーニングの必要性
歌は自分を表現するための素敵な手段の一つです。
さらには「我ながらいい歌歌ったな!」と感じたり、
人に「素敵な歌い方だね!」と言われた日には、自己肯定感や承認欲求がちょびっと満たされてしまうかもしれません。
そのお手伝いをするのがボイストレーニング、ボーカルトレーニングなのだと思います。
以前は歌手や俳優、声優、ラジオパーソナリティー、アナウンサーなど、声を仕事にする人達が主にトレーニングを受けるような間口の狭いものでしたが、
最近ではカルチャースクールも増え、メディアやSNSでも取り上げられるようになり、非常に身近なものとなりました。
声のプロになりたい、自分の歌をさらに向上させていきたいという方だけではなく、自分の声や歌にコンプレックスを持っていたり、人と話すのが苦手、歌うのが苦手という方は、是非軽い気持ちでボーカルトレーニング、ボイストレーニングを受けてみてはいかがでしょうか。
最後に
上でも話していたYouTubeのボイス、ボーカルトレーニングのチャンネル。
私もいつかは参入したいと思いつつ、動画編集面倒くさそうだなぁと重い腰を座布団に沈めております。
いつかやろうは馬鹿野郎と言いますが、
気分が乗らないうちは今ではないのでしょう。
皆様も難しく考えず、責任や義務感やなんやかんやのしがらみにとらわれず、心穏やかに過ごせますように。
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