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貯金がついに底をつく

50歳を目前に我が家の貯金は20万円を割り込んだ。子どもの受験シーズンに入った頃に。

原因と経緯は前回の話のとおり。



つづき

大問題が発生する。
夫が鬱になってしまったのだ。

これはお金持ちのお宅の旦那さんが患っても大変だろうが
極貧ばく進中の我が家にとって、ことさら大問題だ。


自分も含め読者の方が暗くならぬよう、あえて鬱の夫のことを
ウッチーと呼ぶことにする。

ウッチーは過労(おそらくストレス)で心が疲弊してしまったのだ。


ある日、仕事に行けなくなった。

病院で【うつ状態】の診断書が出され休職した。
その後、休職の事務手続きができないままに退職した。

お給料は当然減給、治療費は増加。家計が底を着きそうな状態だったが休養と気晴らしをするためにお金は出ていった。

幸い我が家のウッチーは仕事には行けなくなってしまったが、入院を要する程ではなかった。


鬱の定義を知らべてみるとこうだ。
【精神科では、状態としての「うつ状態(抑うつ状態)」と病気である「うつ病」は明確に区別されるようだ。「うつ状態(抑うつ状態)」が長く続き、生活に支障が出て苦痛が強い場合は、「うつ病」と診断がつくそうだ。】

参考:「健康プラザ No.454」
企画:日本医師会


振り返ってみれば初期はうつ状態。
その後は診断書など書いてもらう事はないが現在も通院中であり、チェック項目も当てはまるので定義に従えばうつ病なのだろう。


とにもかくにも仕事が出来ない日々。
当然ウッチー本人にも焦りがあっただろう。

職場が変われば症状も良くなるかもしれない。という淡い期待をもちながら知り合いのツテで仕事に復帰した。

もちろん本調子ではないが仕事には出掛けていくことができた。

めでたし。
とはいかない現実がそこにあった。

家計防衛費がなかった我が家の貯金はついに20万円まできてしまったのだ。
子どもが受験シーズンに突入する冬のことだった。


現在はどうにか7桁貯金キープ中。
ありすぎた我が家とわたしの問題点を非難覚悟で公開していく。










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