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新幹線に乗ると。

特別感のある大きな改札に、普段の乗るような電車では感じないスピード感にゴゴゴという重めの音。少し高めの位置にある大きなホーム。

大きな荷物を持った人や、新幹線に喜ぶ小さな男の子、団体で旅行に向かうところなのかなんだか賑やかな人たち。

新幹線のホームに立つたび、
今から大きな移動をするんだなと毎回思う。


私は年間にかなりの回数、東京と岐阜を行き来する。
それは実家が岐阜であることとも関係しているが、FC岐阜と言うJリーグチームの応援マネージャーとしても活動しているからだ。


東京から約2時間半もあれば岐阜には到着する。
それは私が小さな頃から変わらない距離感。


新幹線に乗るといつも思い出すことがある。
14〜15歳くらいの頃、私は週に一回のペースで東京にある芸能の養成所に通わせてもらっていた。
当時はすでに通っていた中学校へは登校しておらず、唯一休まずに通えたのがこの東京にある養成所だった。

私のやりたいことに反対せず、東京まで通わせてくれていた両親に感謝の気持ちでいっぱいだ。

地元では鬱屈とした気持ちを抱えていた当時の私には、1人で東京まで行けることや新幹線に乗れることが楽しくて仕方のないことだった。怖さなんて微塵も感じてなかった。
今思えば何も知らないが故の本当の意味での「怖いもの知らず」だった。

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