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社交不安の春の学校対策

桜の見頃も去っていき、花びらがひらひらと散って暖かな風を舞う季節になりました。すっかり春だなとぼんやりと過ごしていましたが‥子どもからの新学期からの怒涛のお便りの嵐。
私は人の多いところへ行く、女子の集まりへ行くことがちょっとトラウマです。HSPと社交不安もあってどっぷり疲れてしまいます。
そんな行事予定を見てため息をする私に、押し寄せる学校行事とPTA総会や役員決め。

それでも子育ては続くよ、どこまでも‥という感じでまだまだ終わりは見えてこないので、私の対策を書いてみたいと思います。
誰かのお役に立てたら幸いです。


PTAの役員決め、人気の少ない部に立候補する

私は、2人子どもがいるので子ども1人につき、1年ずつ役員をやらなければならなかったんですが、大勢のママが狙う部は敢えて避けました。
立候補したほうが、すんなりその部へ行けることが多かったのでそのように行動。

特にベルマークを集計する部が一番、人気があったように思います。
だいたいスポーツ行事を主催しなければならない部、広報部は人気がありませんでした。
私は事前にスケジュールすることで安心するタイプなので、臨機応変なスポーツ行事には向かないと考え、広報部にすることにしました。発行時期も決められていましたし、雛形もほぼありました。

当日は案の定、同学年で知っている人もおらず、友達同士でっていう感じもないメンツが集まりました。みなさんお仕事があるので出る日、出られない日として割り切ってやる感じが私にはちょうどよかったです。

1度目は部長、副部長、班長にもならず、一役員としてただただ部長のお手伝いをするというだけの仕事でした。居てもいなくてもという感じで意見の強い人で構成が決まっていく感じでした。お手伝いという人員でした。なんとなく部長や副部長が主で作っているのをサポートするだけで面白さはなかったです。
2度目もあえて広報部にして、1度経験したことで不安度も低いということから同じ部を選びました。やはり、安定のやりやすさでした。しかしこの年は運悪く部長になってしまい、不安で寝れなくなりました。「こんな人が部長で大丈夫なの?」と思われるのではないかとういういつもの不安で押しつぶされそうになったのです。
ですが、これ、ボランティアです。
お金ももらっていません。
気に食わないなら、その人が部長をしてくれたらいいんです。
だから、割り切って全力でやりました。自分のやり方が嫌いな人は協力しなくてもいいやと思いながら、前年度のやりにくかったところを改善してみんなで作り上げるものにしました。
やはり、部長なのでやることは多かったですが、スケジュール管理も他の部員さんの協力もあってとてもいい物が作れたと思います。
社交不安やHSPさんは、敢えて人気のない部に行くのもアリかなと思います。思い切って部長や副部長をやってみるのもいい経験になるかもしれません。HSPさんは周りに気を遣える人が多いので、ぜひ向いていると思います。

参観日はギリギリに到着、そして早く帰る

子どもが低学年の頃は、早くに行って顔見知りのママさんと話すように努力していましたが、それが疲れてしまい、会話も人数が増えるとフェードアウトしてしまうのでどんどん疎遠になりました。
そこで参観日はギリギリに到着し、しっかり子どもの授業を参観して(一緒に下校する日でなければ)一言、子どもに声をかけてササっと帰ることをしていました。
靴箱にも靴をおかず、持ち運びの袋に最速ルートで帰る玄関から帰ってました(笑)
時間を跨ぐ参観日には、掲示物や構内を見学する。
だいたいみなさん、廊下でたくさんおしゃべりされています。その中にいると本当にしんどいので中庭に行ったり、一旦外へ出たり、校内をまわったりしていました。購買部で水着を注文したり、夏服のブラウスを買ったり、その時にしかできないことをやってましたね。

PTA総会

役員でなければ、無理しなくてもいいと思います。
委任状を出してササっと帰る。役員の時だけは出てました。なので役員した時だけでいいと思ってます。(あくまで個人の感想ですけど)

行事予定表をみて、うんざりするのをやめる

前もって行事スケジュールを見ているんですが、想像だけでうんざりしてきてしまうんです。せっかく、子どもが楽しみにしていることさえも「あ〜嫌だなぁ」みたいなことを言ってしまうんですよね。そうすると子どもも察知してしまうのは申し訳ないなと思って、行事予定はあくまで前準備なだけでこの日をどのように私なりに対策しようかなと思っている程度でいいかなと思います。

参観日に行けない日があってもいい

低学年のうちはお母さんが来てないのは子どもから「寂しい」と言われてしまうかもしれませんが、参観日の出席率100パーセント出席=いい母親ではない気がするんです。
もちろん全部出席しているのはお子さんの様子をきちんと見ようと全部行っている苦労はすごいことだと思います。

うちの家庭はそもそも母子家庭だったので、小学校の頃から50パーセントも来ていませんでした。仕事が忙しくて行かれないという日が多かったです。でも、お母さんから愛されてないとは思っていませんでした。
その辺はあまり気にせずに生きてもいいのではないかなと思います。

私も仕事で行かれない日は「この参観日は行けないからごめんね」って話してました。自分の体調が悪いとか無理してまで行かなきゃならないとか思う必要はないかと思います。
ここぞ来てほしいという参観日は、必ず行ってあげればいいのではないかなと思います。もしPTAをしていれば、いやでも学校に何度も行くわけですし、家での埋め合わせだってできますしね。
あまりこだわりを持たないようにしています。
子どもの意見と自分の人生とうまい具合に調整していけばいいのかなと。

そもそもPTA要らない派です

PTAの参加は父親の参加も多くなってきましたが、まだまだ母親の仕事という認識が高いです。
とにかく仕事をしていても、介護をしていても、病気でも、無条件に加入を求められます。説明もなく、なぜか自動的に加入しているところが多いです。その上に子どもの為という重圧がのしかかります。そしてPTAに加入しなきゃならないという同調圧力があるので、辞めますとも言えないままになるのです。任意であるのにも関わらず、言い方は悪いですが少し騙された気がします。
嫌な人は、加入せずにそもそも新年度でPTAに入らないということを表明するしかないかなと思っています。
私も新年度はどうしても、それができない状況なので次こそはと思っています。

ママ友作り、頑張りすぎない

私は30年続いている親友が2人いるだけで、あとは幼稚園の時のママ友1人だけです。それ以外は顔見知り程度です。
社会に出て、子どもと同じで校区内のお母さんと上手くやれというのは第二回目の学校生活がスタートしたような気分で本当にしんどかったです。
当初は頑張りましたが、情報交換やいろんな人とのコミュニケーションの輪が苦手なのでフェードアウトしていきました。
最後には会釈程度であちらもフェードアウト状態に。
今ではスーパーで出会っても挨拶をほぼしないレベルです。学校が変われば、もうみなさん利害関係がないようなので近づいても来ません。
ママ友で本当の友達ができた方もいらっしゃる人もいるかもしれませんので、気分を悪くされたらすみません。
私はもともとHSPで社交不安があるので、なにかと大勢とのコミュニケーションが難しく、女性の輪に入るのが好きではないのでこのような対策になっています。
1人でいるのは、学生の時はみじめだと感じていましたがしっかりおしゃれをして颯爽と廊下を歩いて子どものところへ行くママもかっこいいと思います。(私は颯爽とはいけませんけど)どんな自分であれ、子どものためでなく自分の人生のために、楽しい時間を過ごせる人と一緒にいられるといいですね。






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