見出し画像

目の定期検診に行ってよかった

眼科に行くまで

Twitterで以下の記事をみてから3ヶ月後、ようやく眼科の定期検診に行けることになった。

月に一回は身体のケアするのにお金を使って良いと個人的に決めている。
記事を見た11月はインフルエンザの予防接種にお金を使った。12月は前々から予約していた歯科検診だった。年末に眼科に検査の予約の電話を入れたところ、1月後半の今日がほぼ最短の日程だった。

新宿という都会のせいなのか、年末年始のためなのか、それともコロナ禍で家にいる機会が増えて近視になりやすいためなのか、予約を取るにもなかなか日にちを必要とするみたいだ。

検査当日

検査は大きく分けて5種類だった。

15分程度待合室で座ったあと、一つ目の検査は、装置に投影された風船を見続けるものだった。最初はぼやけているが、ずっと見続けているとピントが合ってくる。
そのあと、目を開けたままで風を当てられる。これが地味につらい。何かが来るとわかっている状態で目を開け続けるのは、すこし怖いものがあるからだ。

その後また10分ほど待って、次は視力検査。レンズの度数を変えながら、装置に投影された画像がはっきり見えるか答えるもの。そのあとはお馴染みの視力検査に近く、レンズの補助ありと裸眼で映されているひらがなを読み上げた。
このコロナ生活で近視が進んだと思っていたのだが、そうではなくて安心した。(もともと全然視力は良くない。0.1強。)

15分待っての三つ目は、暗い部屋の中での視野検査。装置に座って画面に白い点が光ったらボタンを押すように言われた。はっきり発光する時とうっすらしか光らない時がある。途中、半信半疑になりつつも「見えたっぽい」でボタンを押した気がする。

そのあと、瞳孔を開くための目薬を入れてもらって20分待つ。
最初はなんてことないのだが、瞳孔を開くということは光を取り入れるということ。後半からどんどんと近くのスマホの画面が見えづらく、眩しくなってくる。
いま文字を書いているが、細かい文字が見えないので、ところどころ誤字かもしれない。

4つ目は、暗い部屋で目の写真を撮った。片目ずつ画面の緑のバツをみて、瞬きを我慢したまま写真をとる。暗い中で撮るので、目に優しい。落ち着きを感じた瞬間だった。

計4枚撮影されて、次は医師の問診。先程の瞳孔を開く目薬のために近くを見るのは辛いが、遠くを見るのは楽である。文章をやめて、遠くを見ることにした。

医師との検査

暗室で目に光を当てられながら、視線を360度に渡ってずらしていく。目の裏のほうを見ているそうだ。

と、お医者さんが念入りに見ている気がする。網膜の厚みを確認しますと言われて、ちょっと詳しい検査をされることになった。

目薬をさされたあと、目の表面にレンズをつけて目に光が当てられる。光が視界いっぱいに広がるため、自分の目は何を見ているのかがよく分からなくなる。
目に違和感はあるものの、特に痛いわけではない。昔コンタクトレンズが入らなくて試行錯誤していた時の痛みと比べても全然痛くない。

※※※

網膜の一部に穴があると言われた。
客観的に見れば検査行ってよかったということなのだが、その時の私は手遅れなのかどうなのかだけが気になって不安で仕方なかった。

網膜の隙間に水が入ると網膜剥離を起こすのだが、それをレーザー治療すれば予防できるということだったので、さっそくやってもらうことにした。
コロナの状況下なので、通院する回数を減らしたかったためだ。

なんとなくだが、こうなる予感はしていた。
2年前に帯状疱疹をやったときに、右目の上あたりに水疱ができたため、右目の網膜の一部に穴があるというのは、やっぱりなという印象だった。

その後、また目に光を当てた状態で黄色いレーザーを10回ほど投射された。こちらも目に痛みがあるわけではなく、違和感がある程度である。

施術終了

2週間から3週間後に患部がどうなったかの経過観察のためにまた眼科に行くことになった。
一安心である。

そして、渡されたお会計。

35,000円であった。

たかい。、

財布の中にそこまでの現金がなかったので、最寄りの銀行に引き出しに行った。現金を引き出したのはいつぶりだったろうか。もうすでに雨が降り始めていた。

予想外の高い買い物に気持ちが落ち込むのと同時に、いま異常が見つかってよかったのだと思う気持ちの半分半分だった。

早期発見 早期治療

すこししょんぼりはしたが、やはり目の定期検診に行ってよかったと思う。

みなさんも目を大切に。定期的な検査をおすすめします。

お金を稼ぐということが大変だということを最近実感しています。サポートいただけると幸いです。