一人暮らしをすれば、自立できると思ってたアラサー独身INFJ女


私は27歳の時に実家を出て一人暮らしを始め、
1年半ほどが経つ。

実家を出たきっかけは『自立』したかったからだ。

両親は、自分たちが苦労した人生だったからと過保護気味にレールに乗せたがる系の毒親で、母親と私はだいぶ依存関係にあった。

愛情が故の考えということは理解していて、
生活も家も用意してくれていたことも有り難く思っているが、
私が何かレールから外れようとすると
否定されてきたような記憶がある。

そしてその問題に気が付かず、甘え続けてきた私は今になって他人軸な生き方に悩んでいる。

そんなことに気づき始めたのが2年ほど前のコロナ禍で、仕事も恋愛もうまくいっておらず自己肯定感が爆下がりしていた私が
生活もお金も自分のことは自分で管理をすれば少しは自信が持てるのではないかと一人暮らしを始めた。

結果、最初の頃は『私、1人で生活してる!!』と浮き足だって自信満々に生きていたが、
生活に慣れた今、その自信だけでは生きられなくなっているし、状況も何も変わっていない。

一人暮らしを初めて、稼ぎも特に多くはない私は節約をしなければ生活できなくなったので行動範囲が狭まり、冒険心が減った。

買い物、旅行、普段のおでかけ、人付き合い

とはいえ毎月7-8万円くらいは自由に使っているので、誰かと比較した場合には『全然冒険してるやん!!』となるかもしれないが、わたし基準では全て制約している。

その影響で外での『新たな体験』が減ったように感じる。

家の中での生活を大事にすることの楽しさ・充実も味わってはいるが、1年半が経過して、刺激がなくなったと感じているのだと思う。
飽き性な私の問題だ。



そして、本当の自立とはなんだろうと考えた。

パートナーも特におらず、大事にしている数多くはない友人たちや、少し離れた家族、1人での生活も、自分のお金で、自分のやり方で楽しむこともできている。


仕事して、
虫の対処も
家具の組み立ても
お金の管理も
生きる程度の料理も

全てできるが、『自立』とは程遠い…

なぜなら、今の自分に誇りを持っていないからだ。

結局は『仕事』に誇りを持てていないことが30歳手前のわたしにとってはストレスなようだ。

新卒から6年間同じ会社で働いているが、
正直何かのスキルがついたかと言うと微妙だ。
興味がある分野かと言われると、それも微妙だ。

『やれる』仕事ではあるが『やりたい』仕事ではない。
これでお金を頂いているのも『運』でしかない。


いや、真面目に考えすぎだろうが。
正直これも恵まれた悩みであると思う。

働き方も人も、不自由ない会社ではある。


だけどなぁ…


臆病な自分を捨てて、努力・チャレンジしていく経験を持ちたい。

今までの消したいような過去も、
それが実現できたら上書きされるんだろう。

過去を上書きする作業をしていたらあっという間に40歳になってしまいそうだ。

ネガティブな自分を捨てるために早送りで頑張らなければ。







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