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マイエレメントが教えてくれたこと

今年の夏ごろ公開された映画がディズニープラスでもうサブスク入りしていたので、仕事しながら観た。
感想はとっても良かった!!最近のピクサー作品は考えさせられることが多い。これもまたその一つで、どんな人種でも同じ熱量で理解しようとする気持ちがあれば分かり合えることを伝えたいのかなと思った。

火・水・土・風の元素の人たちが暮らす、エレメントシティーは日本でゆうと東京のような場所なんだと思う。混じり合うことが出来ないと考え関わり合うことをさけていた火のエレメントから出てくるエンバーは誰よりも、火であることを誇り、水は敵だと教えられてきたのだろう。こうでなければならないと思い込み自分の可能性や気持ちに蓋をしていたことに水のエレメントのウェイドと出会うことによって、本当の気持ちに気付き恋に落ち触れ合うことが出来ないと思っていたけど、お互いが同じ熱量で接することで消し合う存在ではないことに気付く。それぞれの特性を活かしたキャラ設定になっていてストーリーが面白かった。

調べてみると、この作品の監督は韓国からニューヨークへと移民してきた親を持つ人物でその街の文化や多様性を強調する場面もあり、差別的なものも表現されている。それを人間で見ると重くなるが、可愛いキャラクターで表現することで子供も見やすくなる。
インサイドヘッドやソウルフルワールドにしろ、マイエレメントにしろスピリチュアルが強めで私は好き。子供にはディズニーを見せたい。
COCOも好きだし、素敵な作品ばかだ。やっぱりその中でも、トイストーリー4が一番好きで何回観ても泣いてしまう。映画館で3,4回観て2回目以降は最初の5分でないてしまう。おもちゃ界の多様性を表現しているように感じるし、いろいろな生き方があっていいと教えてくれる作品だ。
トイストーリー5も製作中だというから今から楽しみだ。

アニメにしろドラマにしろ映画にしろ、ただ面白いじゃなく
時代に沿ったメッセージ性の強い作品が好きなんだなと最近気づいた。

日本には差別するような文化が他の国に比べて薄いと思う。それはとてもいいことでもあるが、なぜ薄いのかを考えると他人に興味・関心が無いことがあるのではないかとネットで見た。
最近だとLGBTQのことなどは日本でも問題視されているが、多くの人は自分に関係ないと関心を持たない。
私は否定も賛成もしない。関心がないわけではない。お友達にゲイの子だっているし、話を聞いても、普通に彼氏と楽しそうな話を聞いていいなと思う。否定する人も、認めてほしいと主張する人も私はどちらでもいい。
ひとりひとりの考えを認め合うことが、多様性だと思うので傷つけ合わないでほしい。
この映画からも「あなたはあなたでしかない。他の誰でもない。水にもなれない、土にも風にもなれない。あなたの人生を生きて。」というメッセージに感じられた。

だから、少し恥ずかしくて言えなかったことを言おう。私はイケメンが好きだ。

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