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技術的特異点を探求する「SingularityU Kyoto」でねむ講演【なぜメタバースがシンギュラリティを引き起こすのか?】

私バーチャル美少女ですけど、シンギュラリティ理論で有名なレイ・カーツワイルが立ち上げた技術的特異点を探求する国際組織「Singularity(シンギュラリティ)」の京都支部「SingularityU Kyoto Chapter」のイベントで「なぜメタバースがシンギュラリティを引き起こすのか?」と題して講演させて頂きました!

この記事では、国際組織「Singularity」とは何なのか、イベント講演の様子、頂いた感想をまとめました。


「Singularity(シンギュラリティ)」とは!?

シンギュラリティ大学とは、2008年にシリコンバレーで創設された教育機関で、AI(人工知能)分野や音声認識技術、シンセサイザーなどの開発で著名なレイ・カーツワイルと、民間技術を推進するためにコンテストを主催するXプライズ財団CEOのピーター・ディアマンティスが2人で開設しました。本部はNASAリサーチパーク内にあり、その目的は地球が抱えている重大問題(グランドチャレンジ)を解決し、世界中にインパクトを与えることです。

出典:地球の問題について考える「シンギュラリティ大学」がすごすぎた! | AIZINE(エーアイジン)

※参考(すっごく昔作った動画):誰でもわかる!「シンギュラリティ理論」

※参考:バーチャル技術が引き起こすシンギュラリティをテーマにした小説『仮想美少女シンギュラリティ』Amazonで大好評発売中です!

小説『仮想美少女シンギュラリティ』

5/19 SingularityU Kyoto "Xtrepreneur Mesh Up" #53: Future of Society / Metaverse

SingularityU Kyoto "Xtrepreneur Mesh Up" #53: Future of Society / Metaverse
SingularityU Kyoto "Xtrepreneur Mesh Up" #53: Future of Society / Metaverse

 SinglarityU Kyoto Chapter(以下SU Kyoto)「Xtrepreneur Mesh up」第53回!今月のテーマは、Future of Society:社会の未来。話題の中心は、「メタバース」です!

 SingularityU(SU:https://su.org/ )は、シリコンバレーを拠点に「全世界10億人レベルに影響を与える大きな社会的課題(教育、エネルギー、環境、食糧、貧困、セキュリティ、水資源等)に挑戦する」というビジョンを掲げ、こうした課題に全世界の起業家が協力して挑戦する環境づくりをミッションとする教育機関です。
 毎月第3土曜日開催の「SU Kyoto Xtrepreneur Mesh up」では、京都で活躍する様々な分野の起業家をFeatured Xtrepreneurとして招き、その活動にSUならではの切り口で迫ってきました。
 今回の話題提供者は、メタバース文化エバンジェリストの、『バーチャル美少女ねむ』さん!

 メタバースについては旧Facebook社が「Meta」と社名を変更したあたりで一気に注目が膨らみ、その後生成系AIに話題の中心を奪われるにつけて、『メタバースはオワコン』といった言説も聞こえる始末ですが、それは大きな間違いです。着実に、そしてダイナミックに、メタバースは成長を続けています。実際にメタバースで過ごしてみると、これが今後の社会にとって非常に大きなインパクトをもたらす可能性を秘めたものであることを感じます。今回は、メタバースの本質について理解を深め、それが一体どのように応用可能かなど、幅広く未来の社会について検討します。

 こうした企画意図もあり、今回の話題提供者には、メタバースに関する広範な知識と体感覚を持つ方として、『バーチャル美少女ねむ』さんにお声がけしました。ねむさんは長らくメタバースに身を置いて活動している「メタバース原住民」「自称・世界最古の個人系Vtuber」であり、「メタバース文化エバンジェリスト」として執筆活動や講演等も幅広くこなしています。皆さんと共に、メタバースと社会の未来について対話を深めたいと思います!

▼今回のFeatured Xtrepreneur
Virtual Girl Nem(バーチャル美少女ねむ)
Metaverse Evangelist / Vtuber / Writer
黎明期の仮想世界で生きる「メタバース原住民」にして、その文化を伝える「メタバース文化エバンジェリスト」として活動。
「バーチャルでなりたい自分になる」をテーマに2017年から美少女アイドルとして活動している自称・世界最古の個人系VTuber。
ボイスチェンジャーの利用を公言しているにも関わらずオリジナル曲『ココロコスプレ』で歌手デビュー。
メタバースの革命性を論じた著書『メタバース進化論』(2022年、技術評論社)で「ITエンジニア本大賞2023」ビジネス書部門”大賞”を受賞。
国連の国際会議「IGF京都2023」登壇。
アバター文化への貢献が認められ、一般社団法人VRMコンソーシアムより「アバターアワード2022 特別功労賞」受賞。
MoguLive VTuber Award 2023「今年最も輝いたVTuber」選出。

▼司会
CC the Curious Cat
Digital Tourism Lab
2023年元旦、SU Kyotoで出会った友人に誘われてログインしたメタバース「VRChat」に衝撃を受け、どハマりする。
以来、「Digital Exclusive Tourism」の探究・実践を掲げて徘徊中。
クリエイターの人達がその創造性を遺憾無く解放できる環境作りにも関心。
日中のお仕事をメタバースに寄せていくべく奮闘しているが、多忙すぎてメタバースに入れない日々が続いている。

▼当日概要
日時:2024年5月19日 (日) 10:00-12:00 (09:50開場)
場所:Clood Works & Zoomでのオンライン開催

講演「なぜメタバースがシンギュラリティを引き起こすのか?」

現地の様子
講演の様子
講演の様子

イベント後はVRChat体験コーナーも

イベント後はVRChat体験コーナーも

感想

感想

ソーシャルVRライフスタイル調査2023

メタバースでのライフスタイルを可視化するため、全世界のユーザーを対象に行った大規模公開アンケート調査のレポートを公開しました。第2回となる今回は回答数が2,000件と過去最大になりました。ご協力ありがとうございました。要望の多かった「人口急増による変化」「コミュニティ」「経済」を重点テーマに設定しました。人類とメタバースの未来に向けたオープンな議論を活性化させるため、全80ページ無償公開します。ぜひ感想をお寄せください。

ねむ、最近の講演歴

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