漢方薬　治打撲一方について　　　　　宮古島のきわめて健康

体力中等度の人を中心に、打撲・捻挫などによる疼痛、腫脹に広く用いられる。
一般に、受傷直後よりも症状が遷延したものに有効なことが多い。また、打撲等によらない筋肉・関節などの運動障害にも用いられる。

応用疾患・症状
運動器
打撲症、捻挫、打撲後遺症、慢性腱鞘炎、筋肉痛、関節痛、脱臼、骨折後遺症など

ケイヒ‥桂皮は漢方における重要な薬物である．発汗，降気（漢方でいう「気」を降ろす），鎮痛作用があり，カゼの症状，肩や背中の痛み，関節痛，月経不順などに用いる．中国では樹皮を肉桂，枝を桂枝と呼び別の生薬として扱われる．肉桂は体内を温め，桂枝は体表を温めるとされるが，日本でいう桂皮は両者を合わせたものと認識されている．漢方処方では安中散，六君子湯，大建中湯などをはじめ，多くに配合される．
中国を中心に輸入されるが，大部分は香辛料としてソースなどの原料に利用されている．

漢方処方で最も多く配合される薬物である．鎮静，滋養強壮，鎮咳，去痰など多くの作用があり，四肢や腹部の筋肉の痛み，胃腸機能や体力の低下，咽喉部の炎症や痰，咳など様々な症状に用いる．「百薬の毒を解す」と言われ，他の生薬の刺激性を緩和し，調和する．炙った炙甘草はその力が増し，滋養強壮作用も強くなる．痔の痛みには煎液を患部に何度も付ける．
主成分のglycyrrhizinは非常に甘く，甘味料として醤油，料理に利用される．

駆瘀血（血の滞りを治す）作用があり，月経異常など婦人科系疾患に用いる．清熱作用もある．漢方処方では，桂枝茯苓丸，大黄牡丹皮湯，八味地黄丸などに配合される。

川骨‥血液の停滞を取除き、新鮮な血液を導く。打撲、外傷、産後の血液停滞による諸疾患を治す。

日局ケイヒ(桂皮)
・3.0g
日層カンゾウ（甘草）
... 1.5g
日局センキュウ(川幕)…3.0g日局ダイオウ(大黄)…・・・・・1.0g
日局センコツ(川骨）
...• 3.0g
日局チョウジ(丁子)…
•... 1.0g
日局ボクソク(樸樕)・
•...•3.0g

ドゲルバン腱鞘炎に関する基本的な情報

1. **定義**:
  ドゲルバン腱鞘炎は、手首や親指の腱鞘に炎症が起こり、手の動きが制限される状態です。

2. **症状**:
  症状には、手首や親指の痛み、腫れ、しびれ、運動制限、腱鞘の摩擦音などが含まれます。

3. **原因**:
  主な原因は、手首や親指の過度の使用や運動、反復的な動作、姿勢の問題、急激な運動増加などが挙げられます。

4. **診断と治療**:
  診断は医師による身体検査とX線、MRIなどの画像検査で行われます。治療には安静、物理療法、抗炎症薬の使用、必要に応じて手術が含まれます。

5. **予防とケア**:
  予防策としては、手の過度の負荷を避け、適切な姿勢と手の使い方を心がけることが重要です。また、定期的なストレッチや手のケアを行うことも効果的です。