【NARUTO】心転身の術の元ネタらしきものを偶然知った。

私は『NARUTO』が好きです。大ヒットした漫画ですよね。みなさん、主人公であるナルトの同期、山中いのが使う忍術を覚えてますか?心転身の術です。

心転身の術は、自分の意識をターゲットに飛ばして、ターゲットの心と体を乗っ取って操る忍術です。

私は以前、何気なく読んでいた本の中で、この術の元ネタらしきものを発見しました。今日はそのことについて書きたいと思います。

私が読んでいたのは『マンガでわかる「日本絵画」のテーマ 画題がわかれば美術展がもっともっと愉しくなる!』という本です。この本は、沢山の日本絵画をカラーで掲載し、その画題について解説してくれています。
この本の一部で、中国の仙人について紹介されています。仙人は2人いて、名前は、蝦蟇(がま)と鉄拐(てっかい)です。ものすごく簡単で粗暴な言い方をすれば、2人とも不気味でキモいおっさんです。じいさんと言ってもいいかもしれません。

私は驚いたのは、鉄拐仙人のほうです!鉄拐仙人は、自分の魂を飛ばす術を使うんだそうです。本には、鉄拐仙人が自分の魂をピューっと飛ばす様子を描いた絵が紹介されています。

私は鉄拐仙人の説明を読みつつ、その絵に目をやったとき、すぐに思いました。

これは『NARUTO』に出てくる心転身の術だ!!!!
・・・こんなキモいおっさんの術なの?!

『NARUTO』でこの術を使うのは可愛いくノ一、山中いのなのに!!

大好きな漫画に出てくる忍術の元ネタらしきものを偶然発見した喜びと、その術は得体の知れないキモいおっさんの術であることを知った残念な衝撃が、私の体を駆け巡りました(笑)。

今後『NARUTO』を読んで、山中いのを見ても、私の中で鉄拐仙人がちらついてしまうことは間違いありません!ああ・・(笑)。

『NARUTO』の作者である岸本斉史先生は、心転身の術の元ネタについて公式に言及されているのでしょうか?私は先生のインタビューなどをほとんど読んだことがないので分かりませんが。

ちなみに、名前からしてピンときやすいと思いますが、鉄拐仙人とセットで描かれる蝦蟇仙人も『NARUTO』とのつながりを感じられて面白いですよ(^∇^)

以上です!お読みくださり、ありがとうございました。