単純なことでも新しい発見はいつでもある

↓の記事、知識としてはしっていてもなかなか出来てなくて、ついつい浅いところで考えがちでした。

せっかくなので、これをきっかけに今作っているメモリストというサービスについて5 whysをやってみます。

 ---「メモを共有したい」という思いについての 5 whys---

なぜメモを共有したいのか?
→相手に対して何かを依頼したいから

なぜ相手に依頼するのか?
→依頼しなければ伝わらないから

なぜ伝わらないのか?
→自分の思考を相手にすべて共有できないから

なぜ思考を共有できないのか
→思考は人によって異なるから

なぜ思考は人により異なるのか
→思考を形成する要因が様々あり、すべて同じ条件にはならないから

「メモを共有する」という単純な内容でも、これだけ出てくるんですね。

うーん、しかし、なんか掘り下げる向きがイマイチだったなぁ。そうそう、 5 whysやろうとすると、「なぜ人は幸せを感じるのか」みたいに課題が大きくなりすぎてしまう、という問題があるんですよね。

なので、とりあえず5 whysやっていても、ちゃんとしたロジックにならないことがあって、上手くいかないなぁとなる事があります。

しっかりと深堀ができるような5 whysをやろうとするとすごく頭使うので、記事に書かれているように「トレーニング」が必要になるんだと、改めて気づきました。

どのようなトレーニング方法があるのか、というのが気になりますね。

稚拙ながら、自分がやる方法は、

・考えることを細分化したものを出発点にする
・同じ課題を何度もやってみる
・深堀した内容を何度か行き来してみる

みたいなものがあります。たぶん、ちゃんと本とか読んでたらもっと良いフレームワークがあると思います。


考えることを細分化したものを出発点にする

例えば今回の題材とした「メモを共有したいという思い」であれば、メモを取るという事と、共有するという事が分解できますね。さらに、メモを取るということも、その動作だったり、思考過程だったり、周辺状況だったりとどんどん分解できるのですね。

あまり細かくし過ぎると、また思考が発散してしまうので、程よいところをみつけていく、、、というのもトレーニングになるんだろうなぁと。


同じ課題を何度もやってみる

同じコトでも、異なる結果がいくらでも出てきますよね。今回であれば、

なぜメモを共有したいのか?→相手に何かを伝えたいから
なぜ伝えたいのか?→自分よりも相手に依頼したほうが早いから
なぜ依頼したほうが早いのか?→依頼することを詳しく知らないから
なぜ詳しく知らないのか?→調べても前提知識が無いから理解できないから
なぜ前提知識がないのか?→その知識が必要とされる頻度が低いから

みたいな感じで全然違う方向に行くこともあると思います。トレーニングして、深堀がうまくできるまでは、これを何度もやっていく必要があると思っています。実際、↑の2つの深堀は、なんか違うよなぁというのが実感です。

多分、何度も深堀していくことで、自分が見つけたいものと深堀の方向を合わせていくというのが出来るようになっていくんじゃないかなぁと思います。


深堀した内容を何度か行き来してみる

初めに深堀した5 whysの3番目、

なぜ伝わらないのか?→自分の思考を相手にすべて共有できないから

これって、
「いやいや、コミュニケーションとれていないからじゃん?」
という方向もあると思います。

そうすると、

なぜ伝わらないのか?→コミュニケーションがとれていないから
なぜコミュニケーションが取れてないのか?→コミュニケーションで摩擦が生まれるから
なぜ摩擦が生まれるのか?→相手の気持ちを思いやる余裕がないから

みたいに、なります。だいぶ違った内容になりましたね。深堀方向もですが、逆方向にも見てみると、考えたロジックのおかしい部分がみつかったりします。


さいごに

トレーニングって筋トレでもなんでも、そのトレーニング方法次第で効果が変わってくると思います。まずは、やってみる。でそれを改善する方法を探してみる、みたいにやっていけると良いのかなーという発見がありました。

そして、こんなことを気軽に書けるnoteというサービス素敵だなー、という気持ちから、なんで素敵なんだろう?という5 whysが始まりますが、とりあえずここまでで。


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